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コスモス薬品と髙島屋の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門店・百貨店・ドラッグストアの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はコスモス薬品が約487万円、髙島屋が約520万円。髙島屋のほうが約33万円高い。
  • 売上高はコスモス薬品が1.10兆円、髙島屋が4,020億円で、コスモス薬品が約2.7倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はコスモス薬品が4.1%、髙島屋が14.2%で、髙島屋のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

コスモス薬品髙島屋
働きやすさの点数48.3点(⁠C)69.9点(⁠A+)
平均年収510万円(⁠32.1歳)792万円(⁠49.3歳)
30歳換算年収約487万円約520万円
月の平均残業未公表6時間
有給取得率未公表74.4%
平均勤続年数7.4年25.1年
売上高1.10兆円4,020億円
売上に対する利益の割合4.1%(⁠経常利益)14.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.46倍0.58倍
従業員数(⁠単体)5,977人3,463人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはコスモス薬品が1.46倍、髙島屋が0.58倍で、勢いはコスモス薬品が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はコスモス薬品が48.3点、髙島屋が69.9点で、髙島屋が上回る。

何で稼いでいるかの違い

コスモス薬品

コスモス薬品は、医薬品・化粧品・雑貨・一般食品などを扱うドラッグストア「⁠コスモス」を展開する会社です。1973年に宇野正晃が宮崎県延岡市で宇野回天堂薬局を創業したのが出発点です。九州から関東まで1,708店舗を運営しています。

売上高は約1.10兆円です。ドラッグストア事業の単一セグメントで、医薬品、化粧品、雑貨に加え、加工食品や日配食品などの一般食品も売っています。

髙島屋

髙島屋は、日本橋、大阪、京都、横浜などに店舗を持つ百貨店の会社です。シンガポールやベトナムなどの海外百貨店・商業開発、玉川髙島屋S.C.などの商業開発(⁠東神開発)、クレジットカードなどの金融、内装工事も手がけています。1831年に初代飯田新七が京都で古着木綿商を始めたのが創業です。

営業収益は約4,020億円です。事業は、国内百貨店、海外百貨店、国内商業開発、海外商業開発、金融、建装などです。

歴史の違い

コスモス薬品

  1. 1973〜1983年宇野正晃が延岡市で宇野回天堂薬局を創業し、有限会社コスモス薬品を設立します。
  2. 1993年初の本格的なドラッグストア(⁠売場面積600m2)を宮崎市に開き、多店舗展開を始めます。
  3. 2004〜2006年九州外に初出店し、東京証券取引所マザーズに上場、翌々年に市場第一部に上場します。
  4. 2010〜2015年関西、中部に初出店します。

髙島屋

  1. 1831年初代飯田新七が京都・烏丸松原で古着木綿商を始めます。
  2. 1919〜1930年株式会社髙島屋呉服店を設立し、1930年に社名を髙島屋に変えます。
  3. 1933年東京店を日本橋に移します(⁠今の日本橋店)。
  4. 1969年玉川店を開店します。

いま何に賭けているか

コスモス薬品

経営理念は「⁠コスモス薬品の店があることで、その地域の日常の暮らしが豊かになることを目指します」です。忙しい現代人にとって最も大切なのは時間で、時間の節約こそが最大のニーズだとし、日常の消耗品を満載した店を展開しています。商圏人口1万人をターゲットにし、“インクが染み出すように”出店エリアを広げるとしています。

髙島屋

創業200年の2031年に目指す姿「⁠グランドデザイン」の実現に向けて、「⁠グループのシームレス化」を進めています。百貨店と専門店を組み合わせる「⁠次世代型SC」、ベトナム開発を中心とする「⁠海外事業」、「⁠金融事業」の3つを成長の柱としています。会社は、インバウンド需要の変動や、人件費・物流費の上昇を課題に挙げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいコスモス薬品。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い髙島屋のほうが景気の波に強い。

よくある質問

コスモス薬品と髙島屋はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はコスモス薬品が約487万円、髙島屋が約520万円。髙島屋のほうが約33万円高い。
コスモス薬品と髙島屋はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はコスモス薬品が48.3点、髙島屋が69.9点で、髙島屋が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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