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デンソーとフタバ産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はデンソーが約663万円、フタバ産業が約562万円。デンソーのほうが約101万円高い。
  • 月の平均残業はデンソーが20.2時間、フタバ産業が19.2時間。大きな差はない。
  • 売上高はデンソーが7.54兆円、フタバ産業が6,779億円で、デンソーが約11.1倍の規模。

数字で比べる

デンソーフタバ産業
働きやすさの点数74.2点(⁠S)61点(A-)
平均年収915万円(⁠44.8歳)682万円(⁠38.9歳)
30歳換算年収約663万円約562万円
月の平均残業20.2時間19.2時間
有給取得率93.3%未公表
平均勤続年数18年14年
売上高7.54兆円6,779億円
売上に対する利益の割合7.3%(⁠営業利益)3.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.18倍
従業員数(⁠単体)43,889人4,036人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはデンソーが1.37倍、フタバ産業が1.18倍で、勢いはデンソーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はデンソーが74.2点、フタバ産業が61点で、デンソーが上回る。

何で稼いでいるかの違い

デンソー

デンソーは、トヨタ自動車から独立して生まれた、世界有数の自動車部品メーカーです。エアコン、エンジン部品、電動化の部品、車を制御するコンピュータ(⁠ECU)、運転支援のセンサーなど、車の「⁠中身」を幅広くつくっています。

売上高は約7.5兆円で、自動車・輸送機器の業界で国内4位です。お金の入り口は、トヨタをはじめとする世界中の自動車メーカーです。完成車ではなく、車に組み込まれる部品やシステムを売っています。

フタバ産業

フタバ産業は、マフラーなどの排気系部品やボデー系部品などの自動車部品をつくる会社です。主要な販売先のトヨタ自動車は、フタバ産業を関連会社とする「⁠その他の関係会社」です。1935年に東京で関東重工業として設立され、1946年に社名をフタバ産業に変えました。

売上高は約6,779億円です。事業は、自動車等車両部品、環境機器部品、外販設備などの製造販売で、地域別に日本、北米、欧州、中国、アジアのセグメントがあります。

歴史の違い

デンソー

  1. 1949年トヨタ自動車工業から分かれて、「⁠日本電装」として設立されます。
  2. 1953年ドイツのボッシュと電装品の技術導入の契約を結びます。
  3. 1970年代アメリカ、タイ、オランダに現地法人をつくり、海外に広がっていきます。
  4. 1996年社名をデンソーに変えます。

フタバ産業

  1. 1935〜1946年関東重工業として設立され、社名をフタバ産業に変えて、岡崎市で漁網機やパイプ製家具をつくります。
  2. 1948年自動車部品の生産を始めます。
  3. 1993年自動車マフラーの専門工場として幸田工場を新設します。
  4. 1994〜2011年米国、英国、カナダ、チェコ、中国、インド、インドネシアに会社をつくります。

いま何に賭けているか

デンソー

2026年3月に中期経営計画「⁠CORE 2030」を発表しました。モビリティの多様化に合わせた「⁠商品づくりの強化」、現場の知恵とAIを組み合わせた「⁠モノづくりの革新」、そして人づくりとパートナーとの共創の三つを柱に、自動車の技術を工場の自動化(⁠FA)や農業、半導体にも広げようとしています。

フタバ産業

2025〜2027年度の中期経営計画を成長投資の期間とし、2027年度に営業利益率(⁠支給品を除く売上高に対して)5.0%、ROE10.0%以上を目標にしています。排気系部品では電動化に合わせた新しいシステムの開発、インドでは拠点拡大を進めるとしています。工場のCO2排出量を2030年度に2019年度比で50%以上減らすとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいデンソー。

よくある質問

デンソーとフタバ産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はデンソーが約663万円、フタバ産業が約562万円。デンソーのほうが約101万円高い。
デンソーとフタバ産業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はデンソーが20.2時間、フタバ産業が19.2時間。大きな差はない。
デンソーとフタバ産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はデンソーが74.2点、フタバ産業が61点で、デンソーが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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