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デンソーの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、デンソーの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. デンソーはどんな会社か

デンソーは、トヨタ自動車から独立して生まれた、世界有数の自動車部品メーカーです。エアコン、エンジン部品、電動化の部品、車を制御するコンピュータ(⁠ECU)、運転支援のセンサーなど、車の「⁠中身」を幅広くつくっています。

いまの状況:2026年3月に中期経営計画「⁠CORE 2030」を発表しました。

転機:1996年 社名をデンソーに変えます/2017〜2023年 富士通テン(⁠今のデンソーテン)を買収し、トヨタから電子部品事業を譲り受け、オランダの施設園芸会社を買収するなど、車以外にも事業を広げます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7.54兆円自動車・輸送機器製造業の上場88社中4位。
売上に対する営業利益の割合7.3%業界中央値5.6%より1.7ポイント高い。
売上の4年の伸び1.37倍業界中央値は1.32倍。
従業員数(⁠単体)43,889人4年で0.97倍。
30歳換算年収約663万円業界中央値は約522万円。
月の平均残業20.2時間業界中央値は19.6時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはデンソーの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 営業利益率は約7.3%で、業界の中央値(⁠約5.6%)を上回ります。有給休暇の取得率は約93%と、大手製造業の中でも高い水準です。
  • 1949年にトヨタから分かれ、1953年にボッシュと技術提携、1961年にデミング賞を受賞しました。2017年に富士通テン(⁠今のデンソーテン)を買収し、2020年にはトヨタから主要な電子部品事業を譲り受けています。
  • 中期経営計画「⁠CORE 2030」では、自動車の技術を工場の自動化(⁠FA)、農業、半導体にも広げるとしています。2023年にはオランダの施設園芸会社を買収しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社デンソーは、上場88社の中で売上4位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠CORE 2030」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

デンソーアイシン三菱重工業マツダ
売上高7.54兆円5.12兆円4.97兆円4.92兆円
利益率7.3%(⁠営業)4.8%(⁠税引前)9.5%(⁠税引前)2.7%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.37倍1.31倍1.29倍1.58倍
30歳換算年収663万円616万円820万円542万円
月の残業20.2時間26.1時間27.4時間17.4時間

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・現場・共創・スピード

会社自身が挙げているリスク

国際的活動及び海外進出に潜在する、環境問題の重要性の高まり、気候変動、サステナビリティに関する考え方及び取組、情報セキュリティ。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 日本:76,417人(⁠50%)
  • 北米:22,878人(⁠15%)
  • 欧州:12,939人(⁠9%)
  • アジア:39,195人(⁠26%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠CORE 2030」。
当社の課題は
会社自身は「⁠国際的活動及び海外進出に潜在する」「⁠環境問題の重要性の高まり」「⁠気候変動」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠CORE 2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠国際的活動及び海外進出に潜在する」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い