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SGホールディングスと鴻池運輸の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。物流の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はSGホールディングスが約653万円、鴻池運輸が約433万円。SGホールディングスのほうが約220万円高い。
  • 売上高はSGホールディングスが1.64兆円、鴻池運輸が3,556億円で、SGホールディングスが約4.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はSGホールディングスが5.6%、鴻池運輸が6.4%で、差は小さい。

数字で比べる

SGホールディングス鴻池運輸
働きやすさの点数52.8点(⁠B)43.1点(⁠C)
平均年収786万円(⁠38.5歳)587万円(⁠44歳)
30歳換算年収約653万円約433万円
月の平均残業未公表28.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数9.9年11.7年
売上高1.64兆円3,556億円
売上に対する利益の割合5.6%(⁠経常利益)6.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.04倍1.18倍
従業員数(⁠単体)242人9,290人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはSGホールディングスが1.04倍、鴻池運輸が1.18倍で、勢いは鴻池運輸が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はSGホールディングスが52.8点、鴻池運輸が43.1点で、SGホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

SGホールディングス

SGホールディングスは、宅配便の佐川急便を中心とする物流グループの持株会社です。企業向けの配送(⁠BtoB、BtoC)に強みを持ち、倉庫・流通加工などのロジスティクス、航空・海上フォワーディングなどのグローバル物流も手がけています。

売上高にあたる営業収益は約1.64兆円です。事業は、デリバリー(⁠佐川急便の宅配など)、ロジスティクス、グローバル物流(⁠フォワーディング、海外3PL)、不動産に分かれています。

鴻池運輸

鴻池運輸は、鉄鋼や食品などの顧客工場での構内作業の請負、空港のグランドハンドリング、医療関連サービス、国内・国際物流などを手がける会社です。1880年に鴻池忠治郎が大阪で労働供給業・運輸業を始めたのが起源で、1945年に鴻池組から運輸事業を引き継いで設立されました。

売上高は約3,556億円です。事業は、複合ソリューション(⁠鉄鋼、非鉄、化学、食品などの工程請負、空港関連、医療関連)、国内物流、国際物流です。

歴史の違い

SGホールディングス

  1. 1965年佐川急便株式会社が設立されます。
  2. 2006年佐川急便の株式移転で、純粋持株会社のSGホールディングスが設立されます。
  3. 2014年スリランカの物流企業EXPOLANKA HOLDINGSを買収し、国際貨物事業を広げます。
  4. 2017年東京証券取引所市場第一部に上場します。

鴻池運輸

  1. 1880年鴻池忠治郎が大阪で労働供給業・運輸業を始めます。
  2. 1900年鉄鋼分野で工場構内の荷役・運搬作業を始めます。
  3. 1945年鴻池組から運輸事業を引き継いで、鴻池運輸を設立します。
  4. 1985〜1996年米国、香港、ベトナム、中国に現地法人をつくります。

いま何に賭けているか

SGホールディングス

長期ビジョン「⁠SGHビジョン2030」で「⁠Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」を掲げ、2031年3月期に営業収益2兆2,000億円、営業利益1,400億円、ROE15%を目指しています。中期経営計画「⁠SGH Story 2027」では、越境ECの伸びでデリバリーの個数目標を前倒しで達成したとしています。

鴻池運輸

企業理念は「⁠「⁠人」と「⁠絆」を大切に、社会の基盤を革新し、新たな価値を創造します」、ブランドメッセージは「⁠私たちの約束:期待を超えなければ、仕事ではない」です。「⁠中期経営計画2027」で、インドと北中米を注力地域とし、「⁠人」を価値創造の源泉として人材投資を進めるとしています。

よくある質問

SGホールディングスと鴻池運輸はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はSGホールディングスが約653万円、鴻池運輸が約433万円。SGホールディングスのほうが約220万円高い。
SGホールディングスと鴻池運輸はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はSGホールディングスが52.8点、鴻池運輸が43.1点で、SGホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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