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ニデックと太陽誘電の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はニデックが約583万円、太陽誘電が約515万円。ニデックのほうが約68万円高い。
  • 売上高はニデックが2.61兆円、太陽誘電が3,553億円で、ニデックが約7.3倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはニデックが1.61倍、太陽誘電が1.02倍で、勢いはニデックが上。

数字で比べる

ニデック太陽誘電
働きやすさの点数57.2点(⁠B)57.9点(⁠B)
平均年収760万円(⁠42.2歳)662万円(⁠41.5歳)
30歳換算年収約583万円約515万円
月の平均残業21.1時間未公表
有給取得率71.7%未公表
平均勤続年数11.4年16.4年
売上高2.61兆円3,553億円
売上に対する利益の割合8.9%(⁠税引前利益)6.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.61倍1.02倍
従業員数(⁠単体)1,714人2,803人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はニデックが57.2点、太陽誘電が57.9点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

ニデック

ニデック(⁠旧・日本電産)は、パソコンのハードディスクから、自動車、家電、工場の機械まで、あらゆる「⁠回るもの」を動かすモーターをつくる世界的なメーカーです。1973年に京都で創業し、国内外の会社を次々に買収して急成長しました。

売上高は約2.6兆円で、電機業界で国内8位です。事業は、精密小型モータ(⁠ハードディスク用など)、車載用製品、家電・商業・産業用モータ、工作機械などの機械事業に分かれています。

太陽誘電

太陽誘電は、コンデンサ、インダクタ、複合デバイスなどの電子部品をつくる会社です。1950年に東京で設立され、磁器コンデンサの生産を始めました。国内の工場や、中国、マレーシア、フィリピン、韓国などの海外の製造会社で生産しています。

売上高は約3,553億円です。電子部品事業の単一セグメントで、国内外のセットメーカーなどに売っています。

歴史の違い

ニデック

  1. 1973年京都市に日本電産が設立されます。
  2. 1976〜1990年代アメリカ、シンガポール、タイ、中国、台湾、ドイツなどに次々と拠点をつくり、ハードディスク用モーターで成長します。
  3. 1995〜2003年シンポ工業、トーソク、コパル、三協精機製作所など、国内のメーカーに次々と資本参加し、事業を広げます。
  4. 2006〜2010年フランスのヴァレオのモーター事業、アメリカのエマソンのモーター事業などを買収し、自動車・家電・産業用へと広がります。

太陽誘電

  1. 1950年東京都杉並区で太陽誘電を設立し、磁器コンデンサなどの生産を始めます。
  2. 1956〜1958年高崎工場と榛名工場をつくります。
  3. 1967〜1979年台湾、韓国、香港、米国、シンガポール、ドイツに会社をつくります。
  4. 1988〜1999年フィリピン、マレーシア、中国(⁠廣東)、韓国に製造会社をつくります。

いま何に賭けているか

ニデック

新中期経営計画「⁠Conversion2027」で、事業の再編・拠点の統廃合・人員削減を含む「⁠高収益構造への転換」を掲げています。AI社会、インフラとエネルギー、生産効率化、より良い生活、モビリティの「⁠事業5本柱」に力を集中し、2027年度に売上高2.9兆円、営業利益率12%を目指しています。

太陽誘電

2026年度からの「⁠中期経営計画2030」で、自動車、情報インフラ・産業機器を中心とした注力市場の売上比率を60%に高めることを目指し、5年間で2,700億円規模の設備投資を計画しています。会社は、とくにAIサーバーで小型・高性能の最先端電子部品が多く求められると見ています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいニデック。

よくある質問

ニデックと太陽誘電はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はニデックが約583万円、太陽誘電が約515万円。ニデックのほうが約68万円高い。
ニデックと太陽誘電はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はニデックが57.2点、太陽誘電が57.9点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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