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ロームとSCREENホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はロームが約614万円、SCREENホールディングスが約832万円。SCREENホールディングスのほうが約218万円高い。
  • 月の平均残業はロームが13.7時間、SCREENホールディングスが4時間。SCREENホールディングスのほうが月9.7時間少ない。
  • 売上高はロームが4,811億円、SCREENホールディングスが6,057億円で、規模は近い。

数字で比べる

ロームSCREENホールディングス
働きやすさの点数63.3点(⁠A-)81.5点(⁠S)
平均年収804万円(⁠42.4歳)1,080万円(⁠42歳)
30歳換算年収約614万円約832万円
月の平均残業13.7時間4時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.6年15.4年
売上高4,811億円6,057億円
売上に対する利益の割合4.0%(⁠経常利益)20.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.06倍1.47倍
従業員数(⁠単体)4,199人653人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はロームが4.0%、SCREENホールディングスが20.5%で、SCREENホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはロームが1.06倍、SCREENホールディングスが1.47倍で、勢いはSCREENホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はロームが63.3点、SCREENホールディングスが81.5点で、SCREENホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ローム

ロームは、アナログ・ロジックなどのLSI、トランジスタ・ダイオード・パワーデバイス、発光ダイオード、抵抗器などをつくる京都の電子部品・半導体メーカーです。シリコンカーバイド(⁠SiC)のパワー半導体にも力を入れています。

売上高は約4,811億円です。事業は、LSI(⁠アナログ、ロジック、メモリ)、半導体素子(⁠トランジスタ、ダイオード、パワーデバイス、発光ダイオード、半導体レーザー)、モジュール(⁠プリントヘッドなど)、その他(⁠抵抗器)です。

SCREENホールディングス

SCREENホールディングスは、半導体製造装置を主力に、印刷関連機器、ディスプレー製造装置・成膜装置、プリント基板関連機器を手がける京都の会社です。1943年に写真製版機械のメーカー、大日本スクリーン製造として設立されました。

売上高は約6,057億円です。事業は、半導体製造装置(⁠SPE)、グラフィックアーツ機器(⁠GA、印刷関連機器)、ディスプレー製造装置および成膜装置(⁠FT)、プリント基板関連機器(⁠PE)の4つと、半導体先端パッケージ・ライフサイエンス・水素関連の新規事業です。

歴史の違い

ローム

  1. 1954〜1958年京都で東洋電具製作所として創業し、炭素皮膜固定抵抗器の開発・販売を始めます。
  2. 1969年ICの開発・販売を始めます。
  3. 1981年社名をロームに変えます。
  4. 2008〜2009年沖電気工業の半導体事業を買収し、シリコンカーバイドウェハ製造のドイツSiCrystalを買収します。

SCREENホールディングス

  1. 1943〜1946年大日本スクリーン製造が京都で設立され、写真製版機械の生産を始めます。
  2. 1975〜1985年電子工業界向け機械装置の製造を広げ、1985年に洛西工場で半導体製造装置の増産体制をつくります。
  3. 2001年彦根事業所で300ミリウエハ対応洗浄装置の量産体制を確立します。
  4. 2014年持株会社体制に移り、社名をSCREENホールディングスに変え、事業ごとの事業会社に分けます。

いま何に賭けているか

ローム

2025年11月に第2期中期経営計画“MOVING FORWARD to 2028”を公表し、2028年度に売上高5,000億円以上、営業利益率20%以上、ROE9%以上を目標にしています。2026年3月には、東芝デバイス&ストレージの半導体事業と、三菱電機のパワーデバイス事業との事業・経営統合に向けた協議を始める基本合意を結びました。

SCREENホールディングス

中期経営計画「⁠Value Up Further 2026」(⁠2025年3月期〜2027年3月期)で、前の計画で高めた成長性と収益性を維持しながら成長投資を進めるとしています。経営大綱では10年後のありたい姿を「⁠Be a Solution Creator -共に歩む人たちと、世界が求める存在に-」と定めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でSCREENホールディングスが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいSCREENホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いSCREENホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ロームとSCREENホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はロームが約614万円、SCREENホールディングスが約832万円。SCREENホールディングスのほうが約218万円高い。
ロームとSCREENホールディングスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はロームが13.7時間、SCREENホールディングスが4時間。SCREENホールディングスのほうが月9.7時間少ない。
ロームとSCREENホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はロームが63.3点、SCREENホールディングスが81.5点で、SCREENホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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