トップ › 会社比較 › 半導体・製造装置 › ロームとKOKUSAI ELECTRIC

ロームとKOKUSAI ELECTRICの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はロームが約614万円、KOKUSAI ELECTRICが約707万円。KOKUSAI ELECTRICのほうが約93万円高い。
  • 月の平均残業はロームが13.7時間、KOKUSAI ELECTRICが19.3時間。ロームのほうが月5.6時間少ない。
  • 売上高はロームが4,811億円、KOKUSAI ELECTRICが2,351億円で、ロームが約2.0倍の規模。

数字で比べる

ロームKOKUSAI ELECTRIC
働きやすさの点数63.3点(⁠A-)70.2点(⁠A+)
平均年収804万円(⁠42.4歳)961万円(⁠44.1歳)
30歳換算年収約614万円約707万円
月の平均残業13.7時間19.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.6年16.1年
売上高4,811億円2,351億円
売上に対する利益の割合4.0%(⁠経常利益)17.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.06倍0.96倍
従業員数(⁠単体)4,199人1,193人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはロームが1.06倍、KOKUSAI ELECTRICが0.96倍で、勢いはロームが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はロームが63.3点、KOKUSAI ELECTRICが70.2点で、KOKUSAI ELECTRICが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ローム

ロームは、アナログ・ロジックなどのLSI、トランジスタ・ダイオード・パワーデバイス、発光ダイオード、抵抗器などをつくる京都の電子部品・半導体メーカーです。シリコンカーバイド(⁠SiC)のパワー半導体にも力を入れています。

売上高は約4,811億円です。事業は、LSI(⁠アナログ、ロジック、メモリ)、半導体素子(⁠トランジスタ、ダイオード、パワーデバイス、発光ダイオード、半導体レーザー)、モジュール(⁠プリントヘッドなど)、その他(⁠抵抗器)です。

KOKUSAI ELECTRIC

KOKUSAI ELECTRICは、半導体製造の前工程のうち「⁠成膜」工程と「⁠熱処理」工程の装置をつくる半導体製造装置メーカーです。日立国際電気の成膜プロセスソリューション事業が前身で、2018年に今の会社になりました。

売上収益は約2,351億円です。事業は半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービスで、LP-CVD製品やALD対応製品などの成膜装置と、熱処理装置を提供しています。

歴史の違い

ローム

  1. 1954〜1958年京都で東洋電具製作所として創業し、炭素皮膜固定抵抗器の開発・販売を始めます。
  2. 1969年ICの開発・販売を始めます。
  3. 1981年社名をロームに変えます。
  4. 2008〜2009年沖電気工業の半導体事業を買収し、シリコンカーバイドウェハ製造のドイツSiCrystalを買収します。

KOKUSAI ELECTRIC

  1. 1949年国際電気通信の狛江工場を母体に、国際電気を設立します。
  2. 1956年ゲルマニウム、シリコン単結晶引上装置を受注し、半導体製造装置事業を始めます。
  3. 1971〜1996年米国、ドイツ、韓国、台湾に現地法人をつくります。
  4. 2000年国際電気、日立電子、八木アンテナが合併し、日立国際電気になります。

いま何に賭けているか

ローム

2025年11月に第2期中期経営計画“MOVING FORWARD to 2028”を公表し、2028年度に売上高5,000億円以上、営業利益率20%以上、ROE9%以上を目標にしています。2026年3月には、東芝デバイス&ストレージの半導体事業と、三菱電機のパワーデバイス事業との事業・経営統合に向けた協議を始める基本合意を結びました。

KOKUSAI ELECTRIC

企業理念は「⁠KOKUSAI ELECTRIC Way」です。半導体デバイスの多層化、微細化、三次元化に対して、バッチALD技術やプラズマトリートメント技術を生かした高付加価値製品の販売拡大に注力するとしています。2029年3月期までに売上収益3,300億円以上、調整後営業利益率30%以上を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならKOKUSAI ELECTRIC、時間のゆとりを取るならローム。

よくある質問

ロームとKOKUSAI ELECTRICはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はロームが約614万円、KOKUSAI ELECTRICが約707万円。KOKUSAI ELECTRICのほうが約93万円高い。
ロームとKOKUSAI ELECTRICはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はロームが13.7時間、KOKUSAI ELECTRICが19.3時間。ロームのほうが月5.6時間少ない。
ロームとKOKUSAI ELECTRICはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はロームが63.3点、KOKUSAI ELECTRICが70.2点で、KOKUSAI ELECTRICが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく