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日本取引所グループとSBIホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。証券・取引所の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日本取引所グループが約772万円、SBIホールディングスが約787万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は日本取引所グループが10.3時間、SBIホールディングスが16.6時間。日本取引所グループのほうが月6.3時間少ない。
  • 売上高は日本取引所グループが1,987億円、SBIホールディングスが1.90兆円で、SBIホールディングスが約9.5倍の規模。

数字で比べる

日本取引所グループSBIホールディングス
働きやすさの点数69.6点(⁠A+)61.8点(⁠A-)
平均年収1,113万円(⁠46.8歳)1,007万円(⁠41.3歳)
30歳換算年収約772万円約787万円
月の平均残業10.3時間16.6時間
有給取得率68%未公表
平均勤続年数17.8年6.7年
売上高1,987億円1.90兆円
売上に対する利益の割合58.8%(⁠税引前利益)27.2%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.47倍2.48倍
従業員数(⁠単体)223人389人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は日本取引所グループが58.8%、SBIホールディングスが27.2%で、日本取引所グループのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは日本取引所グループが1.47倍、SBIホールディングスが2.48倍で、勢いはSBIホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日本取引所グループが69.6点、SBIホールディングスが61.8点で、日本取引所グループが上回る。

何で稼いでいるかの違い

日本取引所グループ

日本取引所グループ(⁠JPX)は、東京証券取引所グループと大阪証券取引所が2013年に合併してできた、日本の株式・デリバティブ市場の運営会社です。上場から、売買の場の提供、清算・決済、TOPIXなどの指数・情報サービスまで、市場に関するサービスを一貫して提供しています。

売上高にあたる収益は約1,987億円、税引前利益は約1,169億円です。有価証券やデリバティブの上場から、取引の場の提供、清算・決済サービス、指数・情報サービスまでを提供しています。

SBIホールディングス

SBIホールディングスは、SBI証券、SBI新生銀行、保険、資産運用、PE投資、暗号資産などの事業を持つ金融グループの持株会社です。1999年にソフトバンク・インベストメントとしてベンチャー・キャピタル事業のために設立され、2006年にソフトバンクグループとの資本関係を解消しました。

売上高は約1.90兆円です。事業は、金融サービス(⁠証券、銀行、保険など)、資産運用、PE投資、暗号資産、次世代事業(⁠Web3、再生可能エネルギーなど)の5つです。

歴史の違い

日本取引所グループ

  1. 1878年東京株式取引所と大阪株式取引所の設立が免許されます。
  2. 1949年会員組織として東京証券取引所と大阪証券取引所が設立され、株券の売買を始めます。
  3. 1969〜1988年東証がTOPIXの算出を始め、国債先物(⁠1985年)、株価指数先物(⁠1988年)の市場を開きます。
  4. 1999年東証が株券売買立会場を閉場し、新興企業向けの「⁠マザーズ」を開設します。

SBIホールディングス

  1. 1999〜2000年ソフトバンク・インベストメントとして設立され、翌年にナスダック・ジャパン市場に上場します。
  2. 2003〜2005年イー・トレードと合併し、社名をSBIホールディングスに変えます。
  3. 2007〜2008年住信SBIネット銀行が開業し、SBIイー・トレード証券が社名を株式会社SBI証券に変えます。
  4. 2021〜2022年新生銀行とアルヒを子会社にします。

いま何に賭けているか

日本取引所グループ

長期ビジョン「⁠Target 2030」で、「⁠幅広い社会課題に、資金調達・資金循環機能をはじめとしたソリューションを提供するグローバルな総合金融・情報プラットフォーム」への進化を掲げています。2025〜2027年度の「⁠中期経営計画2027」では、日本株市場の新時代を切り拓く、総合プラットフォーム化、デジタルイノベーションの共創を重点テーマにしています。

SBIホールディングス

Strategic Business Innovator(⁠戦略的事業の革新者)として、革新的な事業を創造することを目指しています。事業構築の基本観として「⁠顧客中心主義」の徹底、「⁠企業生態系」の形成とシナジーの追求、「⁠金融を核に金融を超える」などの6つを掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいSBIホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い日本取引所グループのほうが景気の波に強い。

よくある質問

日本取引所グループとSBIホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日本取引所グループが約772万円、SBIホールディングスが約787万円。ほぼ同じ水準。
日本取引所グループとSBIホールディングスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日本取引所グループが10.3時間、SBIホールディングスが16.6時間。日本取引所グループのほうが月6.3時間少ない。
日本取引所グループとSBIホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日本取引所グループが69.6点、SBIホールディングスが61.8点で、日本取引所グループが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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