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アドバンテストとKOKUSAI ELECTRICの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はアドバンテストが約781万円、KOKUSAI ELECTRICが約707万円。アドバンテストのほうが約74万円高い。
  • 月の平均残業はアドバンテストが21.2時間、KOKUSAI ELECTRICが19.3時間。大きな差はない。
  • 売上高はアドバンテストが1.13兆円、KOKUSAI ELECTRICが2,351億円で、アドバンテストが約4.8倍の規模。

数字で比べる

アドバンテストKOKUSAI ELECTRIC
働きやすさの点数76.3点(⁠S)70.2点(⁠A+)
平均年収1,098万円(⁠45.7歳)961万円(⁠44.1歳)
30歳換算年収約781万円約707万円
月の平均残業21.2時間19.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19年16.1年
売上高1.13兆円2,351億円
売上に対する利益の割合45.8%(⁠税引前利益)17.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び2.71倍0.96倍
従業員数(⁠単体)2,033人1,193人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はアドバンテストが45.8%、KOKUSAI ELECTRICが17.3%で、アドバンテストのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはアドバンテストが2.71倍、KOKUSAI ELECTRICが0.96倍で、勢いはアドバンテストが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はアドバンテストが76.3点、KOKUSAI ELECTRICが70.2点で、アドバンテストが上回る。

何で稼いでいるかの違い

アドバンテスト

アドバンテストは、半導体デバイス向けのテストシステム(⁠テスタ)のメーカーです。SoC(⁠システム・オン・チップ)向けとメモリ向けのテスタ、半導体を運ぶテストハンドラ、デバイスインタフェースなどを世界の半導体メーカーに提供しています。

売上高は約1.13兆円、税引前利益は約5,167億円です。事業は、テストシステム(⁠SoCテストシステム、メモリテストシステム、テストハンドラ、デバイスインタフェース、システムレベルテスト)と、サービス他の2つです。

KOKUSAI ELECTRIC

KOKUSAI ELECTRICは、半導体製造の前工程のうち「⁠成膜」工程と「⁠熱処理」工程の装置をつくる半導体製造装置メーカーです。日立国際電気の成膜プロセスソリューション事業が前身で、2018年に今の会社になりました。

売上収益は約2,351億円です。事業は半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービスで、LP-CVD製品やALD対応製品などの成膜装置と、熱処理装置を提供しています。

歴史の違い

アドバンテスト

  1. 1954年電子計測器専門メーカーとして、愛知県豊橋市でタケダ理研工業が設立されます。
  2. 1976年富士通が資本参加します。
  3. 1982〜1990年米国、ドイツ、シンガポール、台湾に子会社をつくります。
  4. 2011年Verigyを完全子会社にします。

KOKUSAI ELECTRIC

  1. 1949年国際電気通信の狛江工場を母体に、国際電気を設立します。
  2. 1956年ゲルマニウム、シリコン単結晶引上装置を受注し、半導体製造装置事業を始めます。
  3. 1971〜1996年米国、ドイツ、韓国、台湾に現地法人をつくります。
  4. 2000年国際電気、日立電子、八木アンテナが合併し、日立国際電気になります。

いま何に賭けているか

アドバンテスト

経営理念は「⁠先端技術を先端で支える」、ビジョン・ステートメントは「⁠半導体バリューチェーンで最も信頼され、最も価値あるテスト・ソリューション・カンパニーへ」です。当連結会計年度から、テスタだけでなく周辺機器を含めた包括的なテストソリューションの提供を目指して、報告セグメントを「⁠テストシステム事業」と「⁠サービス他」に変更しました。

KOKUSAI ELECTRIC

企業理念は「⁠KOKUSAI ELECTRIC Way」です。半導体デバイスの多層化、微細化、三次元化に対して、バッチALD技術やプラズマトリートメント技術を生かした高付加価値製品の販売拡大に注力するとしています。2029年3月期までに売上収益3,300億円以上、調整後営業利益率30%以上を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいアドバンテスト。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いアドバンテストのほうが景気の波に強い。

よくある質問

アドバンテストとKOKUSAI ELECTRICはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はアドバンテストが約781万円、KOKUSAI ELECTRICが約707万円。アドバンテストのほうが約74万円高い。
アドバンテストとKOKUSAI ELECTRICはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はアドバンテストが21.2時間、KOKUSAI ELECTRICが19.3時間。大きな差はない。
アドバンテストとKOKUSAI ELECTRICはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はアドバンテストが76.3点、KOKUSAI ELECTRICが70.2点で、アドバンテストが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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