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アドバンテストの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、アドバンテストの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. アドバンテストはどんな会社か

アドバンテストは、半導体デバイス向けのテストシステム(⁠テスタ)のメーカーです。SoC(⁠システム・オン・チップ)向けとメモリ向けのテスタ、半導体を運ぶテストハンドラ、デバイスインタフェースなどを世界の半導体メーカーに提供しています。

いまの状況:経営理念は「⁠先端技術を先端で支える」、ビジョン・ステートメントは「⁠半導体バリューチェーンで最も信頼され、最も価値あるテスト・ソリューション・カンパニーへ」です。

転機:2011年 Verigyを完全子会社にします/2018年〜 中長期経営方針「⁠グランドデザイン」を定め、市場シェアと業容の拡大を進めます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.13兆円電機・電子部品製造業の上場202社中18位。
売上に対する税引前利益の割合45.8%業界中央値8.5%より37.3ポイント高い。
売上の4年の伸び2.71倍業界中央値は1.21倍。
従業員数(⁠単体)2,033人4年で1.02倍。
30歳換算年収約781万円業界中央値は約531万円。
月の平均残業21.2時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはアドバンテストの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2018年版の中長期経営方針「⁠グランドデザイン」のもとで、当初の構想を超える規模とスピードで市場シェアの向上、業容拡大、収益性改善を実現したとしています。売上はこの4年で約2.7倍になりました。
  • テスタに加え、テストハンドラやデバイスインタフェース、システムレベルテストまで含めた「⁠包括的なテストソリューション」を目指しています。
  • コア・バリューは「⁠INTEGRITY」、行動指針は「⁠本質を究める」です。2011年のVerigyの買収で事業を広げました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社アドバンテストは、テストシステム製品群とテストハンドラやデバイスインタフェース等のメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主力とする会社。上場202社の中で売上18位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠グランドデザイン」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

アドバンテストキーエンス富士電機アルプスアルパイン
売上高1.13兆円1.17兆円1.23兆円1.02兆円
利益率45.8%(⁠税引前)54.4%(⁠経常)11.3%(⁠経常)4.8%(⁠経常)
4年の売上の伸び2.71倍1.55倍1.35倍1.27倍
30歳換算年収781万円1,953万円608万円536万円
月の残業21.2時間未公表18.9時間14.6時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

「⁠個人の力」を高めるために、当社グループは従業員の能力開発に一層の力を入れると同時に、採用及びリテンションプログラムの改善等を通じて必要な人財の確保を進めています。また、「⁠組織の力」を高めるために、エンゲージメントの向上や多様な人財の定着・活躍に取り組んでいます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・自律・創造・イノベーション

会社自身が挙げているリスク

事業等。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • テストシステム事業部門:4,313人(⁠61%)
  • サービス他部門:2,708人(⁠39%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠グランドデザイン」。事業の柱は半導体・部品テストシステム事業・メカトロニクス関連事業・テストシステム事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業等」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠先端技術を先端で支える」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業等」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い