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住友金属鉱山とSWCCの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。非鉄金属・電線の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は住友金属鉱山が約636万円、SWCCが約525万円。住友金属鉱山のほうが約111万円高い。
  • 月の平均残業は住友金属鉱山が15時間、SWCCが16時間。大きな差はない。
  • 売上高は住友金属鉱山が1.74兆円、SWCCが2,777億円で、住友金属鉱山が約6.3倍の規模。

数字で比べる

住友金属鉱山SWCC
働きやすさの点数58.8点(⁠B)61.1点(⁠A-)
平均年収805万円(⁠40.8歳)723万円(⁠44.7歳)
30歳換算年収約636万円約525万円
月の平均残業15時間16時間
有給取得率未公表79%
平均勤続年数13.1年12.6年
売上高1.74兆円2,777億円
売上に対する利益の割合14.7%(⁠税引前利益)9.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.38倍1.39倍
従業員数(⁠単体)3,179人1,467人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は住友金属鉱山が58.8点、SWCCが61.1点で、SWCCが上回る。

何で稼いでいるかの違い

住友金属鉱山

住友金属鉱山は、鉱山の開発(⁠資源)、銅・ニッケル・金などの製錬、電池材料などの材料事業の3つを持つ非鉄金属の会社です。1590年に住友家の業祖が京都で始めた銅製錬が起源で、鹿児島県の菱刈金山を運営しています。

売上高は約1.74兆円です。事業は、資源(⁠国内外の鉱山の探査・開発・生産)、製錬(⁠銅・ニッケル・金などの製錬)、材料(⁠電池材料、機能性材料)の3つです。

SWCC

SWCC(⁠旧昭和電線ホールディングス)は、電線、電力ケーブル、電力機器などのエネルギー・インフラ事業と、通信ケーブル、光加工品、機器用電線、精密デバイスなどの通信・コンポーネンツ事業を営む会社です。1936年に東京電気(⁠今の東芝)から独立して川崎市で設立されました。

売上高は約2,777億円です。事業は、エネルギー・インフラ(⁠電線、電力ケーブル、電力機器、制振・防振など)と、通信・コンポーネンツ(⁠通信ケーブル、光加工品、ワイヤハーネス、巻線、自動車用電線など)です。

歴史の違い

住友金属鉱山

  1. 1590年住友家の業祖・蘇我理右衛門が京都で銅製錬・銅細工を始め、銀・銅を吹き分ける「⁠南蛮吹き」の技術を持ちます。
  2. 1691年別子銅山の稼行を始めます(⁠1973年に操業終結)。
  3. 1981〜1985年鹿児島県の菱刈鉱区で高品位の金鉱脈が発見され、1985年に採掘を始めます。
  4. 1986〜1992年アメリカのモレンシー銅鉱山、インドネシアのニッケル、チリのカンデラリア銅鉱床に参加し、海外鉱山に進出します。

SWCC

  1. 1936〜1937年東京電気から独立して川崎市で設立され、裸銅線の製造販売を始めます。
  2. 1949年東京証券取引所に上場します。
  3. 2006年持株会社体制に移り、社名を昭和電線ホールディングスに変えます。
  4. 2019年古河電気工業と建設・電販市場向け汎用電線事業の業務提携をします。

いま何に賭けているか

住友金属鉱山

長期ビジョン「⁠世界の非鉄リーダー」を掲げ、ニッケル生産量15万トン/年、銅の権益分生産量30万トン/年、材料事業の税引前利益250億円/年、当期利益1,500億円/年をターゲットにしています。資源権益やメタル生産量で世界Top5に入ることを目指しています。

SWCC

2036年に迎える100年企業としてのありたい姿は「⁠エネルギーとデジタルの未来を創るグローバル・ソリューションカンパニー」です。中期経営計画「⁠Transformation for Growth SWCC 2030」で、2030年度に営業利益400億円以上、営業利益率12%以上、ROIC15%以上を目指しています。ROICを軸にした構造改革に、成長投資を加えた「⁠ROIC経営2.0」へ進むとしています。

よくある質問

住友金属鉱山とSWCCはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は住友金属鉱山が約636万円、SWCCが約525万円。住友金属鉱山のほうが約111万円高い。
住友金属鉱山とSWCCはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は住友金属鉱山が15時間、SWCCが16時間。大きな差はない。
住友金属鉱山とSWCCはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は住友金属鉱山が58.8点、SWCCが61.1点で、SWCCが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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