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関電工と大気社の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。設備工事の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は関電工が約773万円、大気社が約893万円。大気社のほうが約120万円高い。
  • 月の平均残業は関電工が27.3時間、大気社が30.8時間。関電工のほうが月3.5時間少ない。
  • 売上高は関電工が7,420億円、大気社が2,861億円で、関電工が約2.6倍の規模。

数字で比べる

関電工大気社
働きやすさの点数73.3点(⁠S-)68.7点(⁠A+)
平均年収1,012万円(⁠42.4歳)1,160万円(⁠42歳)
30歳換算年収約773万円約893万円
月の平均残業27.3時間30.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18年15.5年
売上高7,420億円2,861億円
売上に対する利益の割合11.5%(⁠経常利益)8.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.50倍1.37倍
従業員数(⁠単体)8,110人1,824人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は関電工が11.5%、大気社が8.7%で、関電工のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは関電工が1.50倍、大気社が1.37倍で、勢いは関電工が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は関電工が73.3点、大気社が68.7点で、関電工が上回る。

何で稼いでいるかの違い

関電工

関電工は、ビルや工場の電気・管工事などの設備工事と、送配電線などの電力工事を手がける会社です。1944年に電気工事会社8社が統合し、関東配電が参加して関東電気工事として設立されました。東京電力グループから電気工事を受注しています。

売上高は約7,420億円です。事業は、設備工事(⁠電気・管工事など)が中心で、ほかに電気機器販売、不動産、リース、発電事業(⁠風力、太陽光、バイオマス)があります。

大気社

大気社は、ビルや工場の空調設備と、自動車工場などの塗装設備を設計・施工する会社です。1913年に上西威が東京で、ドイツ製建築材料・設備の輸入販売と取付工事を目的に「⁠合資会社建材社」として創立しました。

売上高は約2,861億円です。事業は、環境システム(⁠事務所、ホテル、病院、データセンターなどのビル空調と、半導体・電子部品・電池・医薬品工場などのクリーンルームなどの産業空調)と、塗装システム(⁠自動車車体・バンパーのほか、建設車両・鉄道車両・航空機などの塗装設備)の2つです。

歴史の違い

関電工

  1. 1944年電気工事会社8社の統合に関東配電が参加し、関東電気工事を設立します。
  2. 1961〜1970年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  3. 1979年原子力関連工事の営業を始めます。
  4. 1984年社名を関電工に変えます。

大気社

  1. 1913年東京で「⁠合資会社建材社」として創立され、その後、暖房工事、冷房を含む空調設備の設計・施工へと発展します。
  2. 1952年塗装プラント事業を始めます。
  3. 1971〜1973年Thai Kenzaisha Co., Ltd.を設立し、社名を大気社に変えます。
  4. 1981〜2013年TKS Industrial Company、華気社、韓国大気社などの海外会社を次々に設立します。

いま何に賭けているか

関電工

社是は「⁠人間第一」です。2025年度に中期経営計画の最終年度(⁠2026年度)の目標を前倒しで達成し、過去最高業績を更新したため、数値目標を連結売上高7,800億円、営業利益900億円、ROE16%程度に上方修正しました。AI・半導体、再生可能エネルギーなど成長分野への営業に力を入れるとしています。

大気社

Purposeは「⁠大気をまもり、未来をひらく。」です。社名には、公害問題が大きな社会課題だった時代に「⁠澄んだ空気を取り戻す」という志が込められているとしています。10年プラン2035で「⁠Be Engineering for a Sustainable Society」を掲げ、エレクトロニクス、自動車、医薬品、データセンターなどの先端産業へのエンジニアリングを強化するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら大気社、時間のゆとりを取るなら関電工。

よくある質問

関電工と大気社はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は関電工が約773万円、大気社が約893万円。大気社のほうが約120万円高い。
関電工と大気社はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は関電工が27.3時間、大気社が30.8時間。関電工のほうが月3.5時間少ない。
関電工と大気社はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は関電工が73.3点、大気社が68.7点で、関電工が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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