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関電工と三機工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。設備工事の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は関電工が約773万円、三機工業が約936万円。三機工業のほうが約163万円高い。
  • 月の平均残業は関電工が27.3時間、三機工業が28.8時間。大きな差はない。
  • 売上高は関電工が7,420億円、三機工業が2,547億円で、関電工が約2.9倍の規模。

数字で比べる

関電工三機工業
働きやすさの点数73.3点(⁠S-)75.5点(⁠S)
平均年収1,012万円(⁠42.4歳)1,228万円(⁠42.5歳)
30歳換算年収約773万円約936万円
月の平均残業27.3時間28.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18年14.6年
売上高7,420億円2,547億円
売上に対する利益の割合11.5%(⁠経常利益)11.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.50倍1.32倍
従業員数(⁠単体)8,110人2,128人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は関電工が11.5%、三機工業が11.5%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは関電工が1.50倍、三機工業が1.32倍で、勢いは関電工が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は関電工が73.3点、三機工業が75.5点で、三機工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

関電工

関電工は、ビルや工場の電気・管工事などの設備工事と、送配電線などの電力工事を手がける会社です。1944年に電気工事会社8社が統合し、関東配電が参加して関東電気工事として設立されました。東京電力グループから電気工事を受注しています。

売上高は約7,420億円です。事業は、設備工事(⁠電気・管工事など)が中心で、ほかに電気機器販売、不動産、リース、発電事業(⁠風力、太陽光、バイオマス)があります。

三機工業

三機工業は、ビル空調衛生や工場の産業空調などの建築設備と、搬送システムなどの機械システム、上下水道・廃棄物処理施設の環境システムを手がけるエンジニアリング会社です。1949年に旧三機工業の第二会社として設立され、2025年に創立100周年を迎えました。

売上高は約2,547億円です。事業は、建築設備(⁠ビル空調衛生、産業空調、電気設備など)、機械システム(⁠搬送システム・搬送機器)、環境システム(⁠上下水道施設、廃棄物処理施設)、不動産の4つが中心です。

歴史の違い

関電工

  1. 1944年電気工事会社8社の統合に関東配電が参加し、関東電気工事を設立します。
  2. 1961〜1970年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  3. 1979年原子力関連工事の営業を始めます。
  4. 1984年社名を関電工に変えます。

三機工業

  1. 1949〜1950年旧三機工業の第二会社として設立され、東証に上場します。
  2. 1982年神奈川県大和市に技術研究所を建てます。
  3. 2004〜2008年中国・上海に会社をつくり、オーストリアのAQUACONSULTの経営権を取得し、タイ・バンコクに会社をつくります。
  4. 2018〜2019年大和市に総合研修・研究施設「⁠三機テクノセンター」と「⁠大和プロダクトセンター」をつくります。

いま何に賭けているか

関電工

社是は「⁠人間第一」です。2025年度に中期経営計画の最終年度(⁠2026年度)の目標を前倒しで達成し、過去最高業績を更新したため、数値目標を連結売上高7,800億円、営業利益900億円、ROE16%程度に上方修正しました。AI・半導体、再生可能エネルギーなど成長分野への営業に力を入れるとしています。

三機工業

経営理念は「⁠エンジニアリングをつうじて快適環境を創造し広く社会の発展に貢献する」です。2050年の超長期ビジョン「⁠選ばれ続ける三機へ!」と、経営ビジョン“MIRAI 2030”(⁠テーマ「⁠人に快適を。地球に最適を。」)を掲げています。中期経営計画2027で、2027年度に売上高3,000億円、営業利益300億円を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい関電工。

よくある質問

関電工と三機工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は関電工が約773万円、三機工業が約936万円。三機工業のほうが約163万円高い。
関電工と三機工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は関電工が27.3時間、三機工業が28.8時間。大きな差はない。
関電工と三機工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は関電工が73.3点、三機工業が75.5点で、三機工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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