トップ › 会社比較 › 精密・事務機器 › ブラザー工業とコニカミノルタ

ブラザー工業とコニカミノルタの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。精密・事務機器の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はブラザー工業が約599万円、コニカミノルタが約591万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はブラザー工業が14.9時間、コニカミノルタが17.9時間。ブラザー工業のほうが月3時間少ない。
  • 売上高はブラザー工業が8,935億円、コニカミノルタが1.09兆円で、規模は近い。

数字で比べる

ブラザー工業コニカミノルタ
働きやすさの点数60.1点(⁠A-)67.7点(⁠A+)
平均年収805万円(⁠43.6歳)844万円(⁠46.4歳)
30歳換算年収約599万円約591万円
月の平均残業14.9時間17.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.9年19.9年
売上高8,935億円1.09兆円
売上に対する利益の割合9.2%(⁠税引前利益)4.0%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.26倍1.19倍
従業員数(⁠単体)3,997人3,888人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はブラザー工業が9.2%、コニカミノルタが4.0%で、ブラザー工業のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はブラザー工業が60.1点、コニカミノルタが67.7点で、コニカミノルタが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ブラザー工業

ブラザー工業は、プリンター・複合機・ラベルライターを主力に、産業用印刷機器、工作機械、工業用・家庭用ミシン、減速機(⁠ニッセイ)を手がける名古屋の会社です。1908年にミシンの修理から始まりました。

売上高は約8,935億円です。事業は、プリンティング・アンド・ソリューションズ(⁠プリンター、複合機、ラベルライター、スキャナー)、インダストリアル・プリンティング(⁠産業用印刷機器)、マシナリー(⁠工作機械、工業用ミシン)、ニッセイ(⁠減速機、歯車)、パーソナル・アンド・ホーム(⁠家庭用ミシン)などです。

コニカミノルタ

コニカミノルタは、オフィス向けの複合機とITサービス、産業印刷向けのデジタル印刷システム、インダストリー事業、画像ソリューション事業を手がける会社です。2003年にコニカとミノルタが経営統合してできました。

売上高は約1.09兆円です。事業は、デジタルワークプレイス(⁠複合機、ITサービス)、プロフェッショナルプリント(⁠デジタル印刷システム)、インダストリー、画像ソリューションの4つです。

歴史の違い

ブラザー工業

  1. 1908〜1934年名古屋で安井ミシン商会としてミシンの修理を始め、1928年に商標を「⁠BROTHER」と定め、1934年に日本ミシン製造を設立します。
  2. 1954〜1962年ミシンの技術を生かして編機・家電、タイプライター、工作機械(⁠タッピングマシン)に進出し、1962年に社名をブラザー工業に変えます。
  3. 1971年高速ドットプリンターの出荷を始め、プリンティング機器分野に進出します。
  4. 1992年エクシングを設立し、通信カラオケ事業に進出します。

コニカミノルタ

  1. 1873年東京・麹町の小西屋六兵衛店で写真と石版印刷材料の取扱いを始めます。
  2. 1929〜1971年フィルムの製造販売を始め、1971年に電子複写機の製造販売を始めます。
  3. 1987年社名をコニカに変えます。
  4. 2003年持株会社に移り、ミノルタと株式交換で経営統合してコニカミノルタホールディングスになります。

いま何に賭けているか

ブラザー工業

グループビジョン「⁠At your side 2030」で、「⁠世界中の“あなた”の生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」を掲げています。産業用領域とプリンティング領域を注力領域とし、産業用領域での飛躍とプリンティング領域の変容で事業ポートフォリオを変えるとしています。

コニカミノルタ

中期経営計画(⁠2023-2025)で、事業の選択と集中とグローバル構造改革を進め、最終年度を「⁠Turn Around 2025」と位置づけました。当期は事業貢献利益が531億円(⁠前期比66.6%増)に伸び、営業利益も498億円(⁠前期は640億円の損失)に回復しました。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いブラザー工業のほうが景気の波に強い。

よくある質問

ブラザー工業とコニカミノルタはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はブラザー工業が約599万円、コニカミノルタが約591万円。ほぼ同じ水準。
ブラザー工業とコニカミノルタはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はブラザー工業が14.9時間、コニカミノルタが17.9時間。ブラザー工業のほうが月3時間少ない。
ブラザー工業とコニカミノルタはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はブラザー工業が60.1点、コニカミノルタが67.7点で、コニカミノルタが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく