トップ › 会社比較 › 大手私鉄 › 京阪ホールディングスと西日本鉄道

京阪ホールディングスと西日本鉄道の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は京阪ホールディングスが約602万円、西日本鉄道が約457万円。京阪ホールディングスのほうが約145万円高い。
  • 月の平均残業は京阪ホールディングスが22.9時間、西日本鉄道が17.8時間。西日本鉄道のほうが月5.1時間少ない。
  • 売上高は京阪ホールディングスが3,325億円、西日本鉄道が4,742億円で、西日本鉄道が約1.4倍の規模。

数字で比べる

京阪ホールディングス西日本鉄道
働きやすさの点数53.6点(⁠B)59.1点(⁠B)
平均年収813万円(⁠43.8歳)652万円(⁠46.3歳)
30歳換算年収約602万円約457万円
月の平均残業22.9時間17.8時間
有給取得率未公表92.1%
平均勤続年数12.1年15.5年
売上高3,325億円4,742億円
売上に対する利益の割合14.1%(⁠経常利益)7.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.11倍
従業員数(⁠単体)143人5,009人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は京阪ホールディングスが14.1%、西日本鉄道が7.8%で、京阪ホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは京阪ホールディングスが1.29倍、西日本鉄道が1.11倍で、勢いは京阪ホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は京阪ホールディングスが53.6点、西日本鉄道が59.1点で、西日本鉄道が上回る。

何で稼いでいるかの違い

京阪ホールディングス

京阪ホールディングスは、大阪と京都を結ぶ京阪電車(⁠京阪電気鉄道)を中心に、バス、不動産、百貨店・スーパー、ホテルなどの事業を持つ持株会社です。1906年に京阪電気鉄道が設立され、2016年に持株会社になりました。

売上高は約3,325億円です。事業は、運輸(⁠京阪電気鉄道、京福電気鉄道、叡山電鉄、京阪バスなど)、不動産、流通(⁠京阪百貨店、京阪ザ・ストア、ビオ・マーケットなど)、レジャー・サービス(⁠ホテル京阪、琵琶湖汽船など)などです。

西日本鉄道

西日本鉄道(⁠西鉄)は、福岡を中心に鉄道・バスを運行し、不動産、ストア、国際物流、ホテル、旅行などの事業も持つ会社です。1908年に九州電気軌道として設立され、1942年に九州鉄道など5社が合併して今の社名になりました。

売上高は約4,742億円です。事業は、運輸(⁠鉄道、バス、タクシー)、不動産(⁠賃貸、住宅)、流通(⁠西鉄ストア)、物流(⁠国際物流、国内物流)、レジャー・サービス(⁠ホテル、旅行、広告など)、その他(⁠ICカード「⁠nimoca」など)です。

歴史の違い

京阪ホールディングス

  1. 1906〜1910年京阪電気鉄道を設立し、京阪本線の天満橋〜五条間の営業を始めます。
  2. 1943〜1949年阪神急行電鉄と合併して京阪神急行電鉄になり、1949年に分離して京阪電気鉄道を再び設立します。
  3. 1989年鴨東線(⁠三条〜出町柳)の営業を始めます。
  4. 2008年中之島線(⁠天満橋〜中之島)の営業を始めます。

西日本鉄道

  1. 1908〜1911年九州電気軌道を設立し、軌道事業を始めます。
  2. 1942年九州鉄道、博多湾鉄道汽船などと合併し、西日本鉄道に社名を変えます。
  3. 1971年米国に航空貨物の会社を設立し、国際物流に進出します。
  4. 2008年ICカード「⁠nimoca」のサービスを始めます。

いま何に賭けているか

京阪ホールディングス

2050年を見据えた経営ビジョンは「⁠美しい京阪沿線、世界とつながる京阪グループへ」です。2026〜2028年度の中期経営計画「⁠真価を磨く 2028」で、「⁠くらしと観光を彩るまちづくり企業」として京阪沿線の価値を高め、2030年度にROE10%水準を目指すとしています。

西日本鉄道

企業理念は「⁠『⁠出逢いをつくり、期待をはこぶ』事業を通して、“あんしん”と“かいてき”と“ときめき”を提供しつづけ、地域とともに歩み、ともに発展します。」です。長期ビジョン「⁠にしてつグループまち夢ビジョン2035」のもと、2026年度からの第17次中期経営計画で「⁠沿線まちづくりの推進と深化」「⁠まちづくりソリューションの域外展開」「⁠産業サポート分野の事業拡大」を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら京阪ホールディングス、時間のゆとりを取るなら西日本鉄道。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい京阪ホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い京阪ホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

京阪ホールディングスと西日本鉄道はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は京阪ホールディングスが約602万円、西日本鉄道が約457万円。京阪ホールディングスのほうが約145万円高い。
京阪ホールディングスと西日本鉄道はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は京阪ホールディングスが22.9時間、西日本鉄道が17.8時間。西日本鉄道のほうが月5.1時間少ない。
京阪ホールディングスと西日本鉄道はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は京阪ホールディングスが53.6点、西日本鉄道が59.1点で、西日本鉄道が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく