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京阪ホールディングスと東京地下鉄の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は京阪ホールディングスが約602万円、東京地下鉄が約678万円。東京地下鉄のほうが約76万円高い。
  • 月の平均残業は京阪ホールディングスが22.9時間、東京地下鉄が23.9時間。大きな差はない。
  • 売上高は京阪ホールディングスが3,325億円、東京地下鉄が4,224億円で、規模は近い。

数字で比べる

京阪ホールディングス東京地下鉄
働きやすさの点数53.6点(⁠B)60.8点(⁠A-)
平均年収813万円(⁠43.8歳)837万円(⁠39.7歳)
30歳換算年収約602万円約678万円
月の平均残業22.9時間23.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数12.1年12.5年
売上高3,325億円4,224億円
売上に対する利益の割合14.1%(⁠経常利益)18.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.38倍
従業員数(⁠単体)143人9,532人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は京阪ホールディングスが14.1%、東京地下鉄が18.8%で、東京地下鉄のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は京阪ホールディングスが53.6点、東京地下鉄が60.8点で、東京地下鉄が上回る。

何で稼いでいるかの違い

京阪ホールディングス

京阪ホールディングスは、大阪と京都を結ぶ京阪電車(⁠京阪電気鉄道)を中心に、バス、不動産、百貨店・スーパー、ホテルなどの事業を持つ持株会社です。1906年に京阪電気鉄道が設立され、2016年に持株会社になりました。

売上高は約3,325億円です。事業は、運輸(⁠京阪電気鉄道、京福電気鉄道、叡山電鉄、京阪バスなど)、不動産、流通(⁠京阪百貨店、京阪ザ・ストア、ビオ・マーケットなど)、レジャー・サービス(⁠ホテル京阪、琵琶湖汽船など)などです。

東京地下鉄

東京地下鉄(⁠東京メトロ)は、東京都区部を中心に9路線の地下鉄を運行する会社です。渋谷ヒカリエなどの不動産、駅の商業施設Echika、駅や車両の広告なども手がけています。1941年設立の帝都高速度交通営団を引き継いで2004年に設立され、2024年10月に東京証券取引所に上場しました。

売上高は約4,224億円です。事業は、運輸(⁠地下鉄)、不動産(⁠渋谷マークシティ、渋谷ヒカリエ、ハラカドなどの賃貸)、ライフ・ビジネスサービス(⁠駅の商業施設、広告、携帯電話通信の許諾など)などです。

歴史の違い

京阪ホールディングス

  1. 1906〜1910年京阪電気鉄道を設立し、京阪本線の天満橋〜五条間の営業を始めます。
  2. 1943〜1949年阪神急行電鉄と合併して京阪神急行電鉄になり、1949年に分離して京阪電気鉄道を再び設立します。
  3. 1989年鴨東線(⁠三条〜出町柳)の営業を始めます。
  4. 2008年中之島線(⁠天満橋〜中之島)の営業を始めます。

東京地下鉄

  1. 1927年前身の東京地下鉄道が、東洋初の地下鉄として浅草〜上野間を開業します。
  2. 1941年特殊法人として帝都高速度交通営団が設立されます。
  3. 1954〜2000年丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線の営業を順に始めます。
  4. 2004年営団を引き継いで東京地下鉄株式会社が設立されます。

いま何に賭けているか

京阪ホールディングス

2050年を見据えた経営ビジョンは「⁠美しい京阪沿線、世界とつながる京阪グループへ」です。2026〜2028年度の中期経営計画「⁠真価を磨く 2028」で、「⁠くらしと観光を彩るまちづくり企業」として京阪沿線の価値を高め、2030年度にROE10%水準を目指すとしています。

東京地下鉄

グループ理念は「⁠東京を走らせる力」です。旅客運輸収入は通勤・通学需要、都心の開発、インバウンドの増加で好調ですが、労務費・資材価格の高騰で修繕費や外注費が想定を大きく上回っているとしています。加算運賃などの運賃改定制度の適用も検討し、2026年度から出資・M&Aの専任組織を新設するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京地下鉄のほうが景気の波に強い。

よくある質問

京阪ホールディングスと東京地下鉄はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は京阪ホールディングスが約602万円、東京地下鉄が約678万円。東京地下鉄のほうが約76万円高い。
京阪ホールディングスと東京地下鉄はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は京阪ホールディングスが22.9時間、東京地下鉄が23.9時間。大きな差はない。
京阪ホールディングスと東京地下鉄はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は京阪ホールディングスが53.6点、東京地下鉄が60.8点で、東京地下鉄が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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