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ダイキン工業と川崎重工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械・重工の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はダイキン工業が約702万円、川崎重工業が約705万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はダイキン工業が17.7時間、川崎重工業が22.8時間。ダイキン工業のほうが月5.1時間少ない。
  • 当サイトの働きやすさの点数はダイキン工業が72.3点、川崎重工業が68.2点で、ダイキン工業が上回る。

数字で比べる

ダイキン工業川崎重工業
働きやすさの点数72.3点(⁠S-)68.2点(⁠A+)
平均年収896万円(⁠41.2歳)910万円(⁠41.7歳)
30歳換算年収約702万円約705万円
月の平均残業17.7時間22.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.6年14.5年
売上高5.02兆円—
売上に対する利益の割合8.1%(⁠経常利益)—
売上の4年の伸び1.61倍—
従業員数(⁠単体)8,212人15,361人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

ダイキン工業

ダイキン工業は、エアコン(⁠空調機)の世界最大手クラスのメーカーです。家庭用だけでなく、ビルや工場の大型空調、冷凍・冷蔵設備までを手がけ、売上の大半を海外で稼いでいます。エアコンの冷媒に使うフッ素化学の技術も持つ、珍しい会社です。

売上高は約5.0兆円で、機械製造業で国内1位です。社員約10.4万人のうち約9.7万人が空調・冷凍機事業にいて、会社の中心はエアコンです。

川崎重工業

川崎重工業は、航空機・航空エンジン、鉄道車両、エネルギー機器・船舶、油圧機器・産業用ロボット、そしてバイク(⁠カワサキ)と「⁠ジェットスキー」までつくる総合重工業メーカーです。1878年に川崎正蔵が築地で開いた造船所から始まりました。

事業は、航空宇宙システム、車両(⁠鉄道車両)、エネルギーソリューション&マリン(⁠エネルギー機器、水素関連設備、船舶など)、精密機械・ロボット(⁠油圧機器、産業用ロボット)、パワースポーツ&エンジン(⁠二輪車、オフロード四輪車、ジェットスキー、汎用エンジン)です。

歴史の違い

ダイキン工業

  1. 1924年大阪金属工業所として創立し、航空機の部品をつくり始めます。
  2. 1930年代冷凍機の生産と、冷媒に使うフルオロカーボンガスの生産を始めます。
  3. 1963年社名をダイキン工業に変え、エアコンの製造工場を新設。
  4. 1972年ベルギーに欧州の製造・販売拠点をつくり、海外に本格的に出ていきます。

川崎重工業

  1. 1878〜1896年川崎正蔵が東京・築地で川崎築地造船所を創業し、兵庫に造船所を開いて、1896年に株式会社川崎造船所を設立します。
  2. 1919〜1950年川崎汽船(⁠1919年)、川崎車輌(⁠1928年)、川崎航空機工業(⁠1937年)、川崎製鐵(⁠1950年)を次々に分離します。
  3. 1966〜1969年アメリカにバイクの販売会社をつくり、1969年に川崎航空機工業と川崎車輌を合併します。
  4. 2015年建設機械事業の子会社KCMを日立建機に譲渡します。

いま何に賭けているか

ダイキン工業

2026年に策定した戦略経営計画「⁠FUSION30」で、2030年を見据え、高収益な分野での成長と収益体質の強化を掲げています。一方で、アメリカの関税政策などがサプライチェーン(⁠部品の調達から生産・販売までの流れ)に与える影響を課題としています。

川崎重工業

グループミッションは「⁠世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」、指針は「⁠質主量従」「⁠リスクマネジメント」です。「⁠グループビジョン2030」で、「⁠安全安心リモート社会」「⁠近未来モビリティ」「⁠エネルギー・環境ソリューション」の3つのフィールドに注力し、液化水素の基地建設や液化水素運搬船の建造などを進めています。

よくある質問

ダイキン工業と川崎重工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はダイキン工業が約702万円、川崎重工業が約705万円。ほぼ同じ水準。
ダイキン工業と川崎重工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はダイキン工業が17.7時間、川崎重工業が22.8時間。ダイキン工業のほうが月5.1時間少ない。
ダイキン工業と川崎重工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はダイキン工業が72.3点、川崎重工業が68.2点で、ダイキン工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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