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スズキと日産車体の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はスズキが約652万円、日産車体が約578万円。スズキのほうが約74万円高い。
  • 月の平均残業はスズキが23.1時間、日産車体が23.4時間。大きな差はない。
  • 当サイトの働きやすさの点数はスズキが70.6点、日産車体が64.1点で、スズキが上回る。

数字で比べる

スズキ日産車体
働きやすさの点数70.6点(⁠A+)64.1点(⁠A-)
平均年収828万円(⁠41歳)754万円(⁠42.2歳)
30歳換算年収約652万円約578万円
月の平均残業23.1時間23.4時間
有給取得率79.2%未公表
平均勤続年数16.6年15年
売上高—4,038億円
売上に対する利益の割合—3.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び—1.88倍
従業員数(⁠単体)17,871人1,668人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

スズキ

スズキは、軽自動車と、インドでの四輪車事業で知られる浜松の自動車会社です。二輪車、船外機、電動車いすもつくっています。1909年に鈴木道雄が創業した織機メーカーから始まりました。

事業は、四輪、二輪、マリン(⁠船外機)、その他(⁠電動車いす、不動産)です。社員約7.7万人のうち、四輪事業が約6.7万人(⁠ほかに臨時従業員約5.2万人)です。

日産車体

日産車体は、親会社の日産自動車向けに、乗用車、商用車、小型バスなどの自動車と部品をつくる会社です。1941年に日本航空工業と国際工業が合併した日本国際航空工業として航空機をつくっていましたが、戦後に鉄道車両・自動車車体の製作に転換しました。

売上高は約4,038億円です。事業の中心は自動車関連(⁠乗用車、商用車、小型バス、部分品・車体・特別架装)で、ほかに設備メンテナンス、情報処理、人材派遣の子会社があります。子会社はすべて国内です。

歴史の違い

スズキ

  1. 1909〜1920年鈴木道雄が浜松で鈴木式織機製作所を創業し、1920年に鈴木式織機株式会社を設立します。
  2. 1952〜1955年自転車用補助エンジンで輸送機器に進出し、1955年に軽四輪乗用車を出して日本の軽自動車の先駆けになります。
  3. 1982年インドの国営企業マルチ・ウドヨグと四輪車の合弁生産で基本合意します。
  4. 1981〜2008年GMと提携し、2000年には出資比率を20%に上げましたが、2008年に資本提携を解消します。

日産車体

  1. 1941〜1946年日本国際航空工業として航空機をつくり、戦後に日国工業と改称して鉄道車両・自動車車体の製作に転換します。
  2. 1951〜1956年日産自動車と提携し、主業を日産自動車の中小型自動車の製作に転換します。
  3. 1971年社名を日産車体に変えます。
  4. 2007〜2010年日産車体九州を設立し、量産を始めます。

いま何に賭けているか

スズキ

2030年度に売上収益8兆円、営業利益8,000億円、ROE13%を目指し、2030年代前半にはROE15%を見据えています。四輪では国や地域のエネルギー事情に合わせて、BEV、HEV、CNG(⁠CBG)車、エタノール混合燃料対応車などを投入するとしています。

日産車体

コーポレートパーパスは「⁠人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。」です。2023-2027中期経営計画で、目指す姿を「⁠商用車とプレミアムカー、特装車、サポート事業で社会に貢献し、お客さまから頼られる唯一無二の存在となる」としています。2025年度はキャラバンのマイナーチェンジを行い、ガソリンモデルにインテリジェントクルーズコントロールを採用しました。

よくある質問

スズキと日産車体はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はスズキが約652万円、日産車体が約578万円。スズキのほうが約74万円高い。
スズキと日産車体はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はスズキが23.1時間、日産車体が23.4時間。大きな差はない。
スズキと日産車体はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はスズキが70.6点、日産車体が64.1点で、スズキが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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