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ルネサスエレクトロニクスと東京応化工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はルネサスエレクトロニクスが約501万円、東京応化工業が約771万円。東京応化工業のほうが約270万円高い。
  • 売上高はルネサスエレクトロニクスが1.32兆円、東京応化工業が2,370億円で、ルネサスエレクトロニクスが約5.6倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはルネサスエレクトロニクスが1.33倍、東京応化工業が1.69倍で、勢いは東京応化工業が上。

数字で比べる

ルネサスエレクトロニクス東京応化工業
働きやすさの点数62.1点(⁠A-)74点(S)
平均年収750万円(⁠48.5歳)973万円(⁠40.7歳)
30歳換算年収約501万円約771万円
月の平均残業未公表17.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数23.4年13.9年
売上高1.32兆円2,370億円
売上に対する利益の割合-2.3%(⁠税引前利益)20.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.33倍1.69倍
従業員数(⁠単体)6,025人1,555人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はルネサスエレクトロニクスが62.1点、東京応化工業が74点で、東京応化工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ルネサスエレクトロニクス

ルネサスエレクトロニクスは、自動車や産業機器に使われるマイコン(⁠マイクロコントローラ)、SoC、アナログ半導体、パワー半導体をつくる半導体専業メーカーです。2010年にNECエレクトロニクスとルネサステクノロジが合併してできました。

売上高は約1.32兆円で、直近の税引前利益は約303億円の赤字です。事業は、自動車向け(⁠車載制御、車載情報)と、産業・インフラ・IoT向けの2つです。

東京応化工業

東京応化工業は、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品をつくる化学メーカーです。電子材料分野を中心に、微細加工技術や高純度化技術を強みにしています。1940年に川崎市で設立されました。

売上高は約2,370億円です。事業はエレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品の製造・販売で、単一セグメントです。

歴史の違い

ルネサスエレクトロニクス

  1. 2002〜2003年日本電気(⁠NEC)の汎用DRAMを除く半導体事業が分社化してNECエレクトロニクスになり、東京証券取引所に上場します。
  2. 2010年ルネサステクノロジと合併し、ルネサスエレクトロニクスになります。
  3. 2011〜2013年工場や事業の譲渡を進め、2013年に産業革新機構やトヨタ自動車などを割当先とする第三者割当増資を実施します。
  4. 2026年タイミング事業を米国SiTimeに30億米ドルで譲渡する契約を結びます。

東京応化工業

  1. 1940年資本金18万円で川崎市に設立されます。
  2. 1967〜1994年相模、宇都宮、熊谷、阿蘇、御殿場、郡山に工場をつくります。
  3. 1986〜1990年東証2部に上場し、東証1部に指定されます。
  4. 1987〜1998年OHKA AMERICA, INC.と台湾東應化股份有限公司を設立します。

いま何に賭けているか

ルネサスエレクトロニクス

「⁠2035 Aspiration」の達成に向け、事業戦略の基本に立ち返る「⁠Back to Basics」を進めています。生産性の向上と、コア分野への「⁠パーパスフル投資」に注力し、SDV(⁠Software-Defined Vehicle)、AIインフラ/コンピュート、Intelligence at the Edgeの3分野を成長のベクトルとしています。

東京応化工業

経営理念は「⁠自由闊達」「⁠技術のたゆまざる研鑽」「⁠製品の高度化」「⁠社会への貢献」の4つです。経営ビジョンは「⁠豊かな未来、社会の期待に化学で応える“The e-Material Global Company”」です。生成AI関連需要の拡大で販売が想定を上回り、2026年2月に「⁠tok中期計画2027」の目標を、2027年12月期に売上高2,950億円、営業利益580億円へ引き上げました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東京応化工業。

よくある質問

ルネサスエレクトロニクスと東京応化工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はルネサスエレクトロニクスが約501万円、東京応化工業が約771万円。東京応化工業のほうが約270万円高い。
ルネサスエレクトロニクスと東京応化工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はルネサスエレクトロニクスが62.1点、東京応化工業が74点で、東京応化工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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