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ルネサスエレクトロニクスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ルネサスエレクトロニクスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ルネサスエレクトロニクスはどんな会社か

ルネサスエレクトロニクスは、自動車や産業機器に使われるマイコン(⁠マイクロコントローラ)、SoC、アナログ半導体、パワー半導体をつくる半導体専業メーカーです。2010年にNECエレクトロニクスとルネサステクノロジが合併してできました。

いまの状況:「⁠2035 Aspiration」の達成に向け、事業戦略の基本に立ち返る「⁠Back to Basics」を進めています。

転機:2011〜2013年 工場や事業の譲渡を進め、2013年に産業革新機構やトヨタ自動車などを割当先とする第三者割当増資を実施します/2026年 タイミング事業を米国SiTimeに30億米ドルで譲渡する契約を結びます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.32兆円電機・電子部品製造業の上場202社中15位。
売上に対する税引前利益の割合-2.3%業界中央値8.5%より10.7ポイント低い。
売上の4年の伸び1.33倍業界中央値は1.21倍。
従業員数(⁠単体)6,025人4年で0.99倍。
30歳換算年収約501万円業界中央値は約531万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはルネサスエレクトロニクスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2013年に、産業革新機構、トヨタ自動車、日産自動車、デンソー、キヤノン、パナソニックなどを割当先とする第三者割当増資を受けました。
  • 2026年2月に、タイミング事業を米国のSiTimeに30億米ドル(⁠約4,680億円)で譲渡する契約を結び、SiTimeとの技術パートナーシップも検討するとしています。
  • 成長のベクトルとして、SDV(⁠Software-Defined Vehicle)、AIインフラ/コンピュート、Intelligence at the Edgeの3つを挙げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

ルネサスエレクトロニクスは、半導体専業メーカーとして、各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売およびサービスを主力とする会社。上場202社の中で売上15位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ルネサスエレクトロニクス富士電機キーエンスアドバンテスト
売上高1.32兆円1.23兆円1.17兆円1.13兆円
利益率-2.3%(⁠税引前)11.3%(⁠経常)54.4%(⁠経常)45.8%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.33倍1.35倍1.55倍2.71倍
30歳換算年収501万円608万円1,953万円781万円
月の残業未公表18.9時間未公表21.2時間

求める人物像

当社グループは、多様な人材一人ひとりが自分の強みを持ち、能力・スキルを最大限に発揮することのできるよう、インクルージョンカルチャーを強化しております。当社グループの5つの価値観「⁠Transparent、Agile、Global、Innovative、Entrepreneurial」を体現する人材を育成するために、従業員がそれぞれの強みを伸ばし、可能性を最大限に発揮できるよう支援する人事施策を強化しております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・イノベーション・リーダーシップ

会社自身が挙げているリスク

外部への生産委託、販売特約店などへの依存。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
事業の柱は自動車向け事業・産業・インフラ・IoT向け事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠外部への生産委託」「⁠販売特約店などへの依存」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠2035 Aspiration」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠外部への生産委託」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い