トップ › 会社比較 › 総合不動産 › 住友不動産と東京建物

住友不動産と東京建物の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合不動産の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は住友不動産が約626万円、東京建物が約934万円。東京建物のほうが約308万円高い。
  • 売上高は住友不動産が1.06兆円、東京建物が4,746億円で、住友不動産が約2.2倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は住友不動産が27.3%、東京建物が16.5%で、住友不動産のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

住友不動産東京建物
働きやすさの点数62.4点(⁠A-)81.2点(⁠S)
平均年収824万円(⁠42.6歳)1,186万円(⁠41歳)
30歳換算年収約626万円約934万円
月の平均残業未公表6.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数10.3年11.6年
売上高1.06兆円4,746億円
売上に対する利益の割合27.3%(⁠経常利益)16.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.13倍1.39倍
従業員数(⁠単体)2,021人836人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは住友不動産が1.13倍、東京建物が1.39倍で、勢いは東京建物が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は住友不動産が62.4点、東京建物が81.2点で、東京建物が上回る。

何で稼いでいるかの違い

住友不動産

住友不動産は、東京のオフィスビル賃貸を最大の柱とする総合不動産会社です。1949年に財閥解体で住友本社を継承する会社として設立されました。マンション分譲、建替えの「⁠新築そっくりさん」、不動産仲介(⁠住友不動産ステップ)も手がけ、インド・ムンバイでも大規模開発を進めています。

売上高は約1.06兆円です。事業は、不動産賃貸(⁠オフィスビル、高級賃貸マンション、ホテル、イベントホール「⁠ベルサール」など)、不動産販売(⁠マンション、戸建て、宅地)、ハウジング(⁠新築そっくりさん、注文住宅)、ステップ(⁠不動産仲介)です。

東京建物

東京建物は、オフィスビルや商業施設の開発・賃貸、マンション「⁠Brillia(⁠ブリリア)」の開発・分譲、仲介、駐車場(⁠日本パーキング)、ホテル・ゴルフ場の運営などを手がける不動産会社です。1896年に初代安田善次郎らの発起で設立された総合不動産会社です。

売上高は約4,746億円です。事業は、ビル(⁠オフィス、商業施設、物流施設)、住宅(⁠マンション)、アセットサービス(⁠仲介、駐車場)、その他(⁠ホテル、温浴施設、ゴルフ場、ファンドなど)です。

歴史の違い

住友不動産

  1. 1949年財閥解体により、住友本社を継承する会社(⁠泉不動産)として設立されます。
  2. 1964〜1974年浜芦屋マンションの分譲でマンション事業に進出し、1974年に新宿住友ビルを竣工させます。
  3. 1996年建替えの新システム「⁠新築そっくりさん」事業を始めます。
  4. 2014〜2019年分譲マンションの年間供給戸数で6年連続日本一になります。

東京建物

  1. 1896年初代安田善次郎らの発起で設立され、住宅ローンの原型となった割賦販売方式での不動産売買を始めます。
  2. 1968年マンション分譲事業を始めます。
  3. 1979年新宿センタービルが竣工します。
  4. 2003年マンションブランドを「⁠Brillia」に統一します。

いま何に賭けているか

住友不動産

市況の変化に強く利益が下振れしにくい事業基盤を築き、成長投資を続けて、持続的な株主還元増と賃上げにつなげる「⁠持続的成長戦略」を経営の根本にしています。第十次中期経営計画では、金利上昇に負けない賃料改定、建築費上昇への対策、新築分譲マンションの事業環境を課題に挙げています。

東京建物

長期ビジョン「⁠次世代デベロッパーへ」で、2030年に連結事業利益1,200億円を目指しています。2025〜2027年度の中期経営計画では、「⁠資産回転型事業の加速・拡大」と「⁠安定収益基盤の強靭化」に取り組み、事業利益の構成を「⁠賃貸:分譲・売却:サービス=30%:60%:10%」に保つとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東京建物。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い住友不動産のほうが景気の波に強い。

よくある質問

住友不動産と東京建物はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は住友不動産が約626万円、東京建物が約934万円。東京建物のほうが約308万円高い。
住友不動産と東京建物はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は住友不動産が62.4点、東京建物が81.2点で、東京建物が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく