トップ › 会社比較 › 水産・食肉・冷凍食品 › ニチレイとスターゼン

ニチレイとスターゼンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。水産・食肉・冷凍食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はニチレイが約555万円、スターゼンが約553万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はニチレイが7,161億円、スターゼンが4,482億円で、ニチレイが約1.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はニチレイが5.6%、スターゼンが2.5%で、ニチレイのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ニチレイスターゼン
働きやすさの点数64.4点(⁠A-)51.5点(⁠B)
平均年収773万円(⁠45.2歳)688万円(⁠40歳)
30歳換算年収約555万円約553万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.8年12.2年
売上高7,161億円4,482億円
売上に対する利益の割合5.6%(⁠経常利益)2.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.18倍
従業員数(⁠単体)234人1,298人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はニチレイが64.4点、スターゼンが51.5点で、ニチレイが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ニチレイ

ニチレイは、冷凍食品などの食品事業と、冷蔵倉庫・輸配送などの低温物流事業を柱とする会社の持株会社です。1942年に水産物の販売や製氷・冷蔵の統制機関として設立された帝国水産統制が前身で、1945年に日本冷蔵になりました。

売上高は約7,161億円です。事業は、食品(⁠調理冷凍食品、農産加工品、アセロラ、水産品など)、低温物流(⁠冷蔵倉庫、輸配送、3PL)、不動産などです。

スターゼン

スターゼンは、食肉の処理加工と卸売を中核に、ハム・ソーセージなどの食肉加工品の製造販売、豚・牛の生産・肥育も手がける食肉の会社です。1948年に全国畜産協同組合を母体に全国畜産として設立され、役牛の売買から始まりました。

売上高は約4,482億円です。事業は食肉関連事業(⁠食肉の処理加工、ハム・ソーセージの製造、食肉の販売、生産・肥育)が中心で、ほかに貨物運送などのその他事業があります。

歴史の違い

ニチレイ

  1. 1942〜1945年水産物の販売や製氷・冷蔵の統制機関として帝国水産統制が設立され、1945年に日本冷蔵になります。
  2. 1952年調理冷凍食品の販売を始めます。
  3. 1985〜1988年社名をニチレイに変え、アセロラドリンクを発売し、オランダの冷蔵会社を買収します。
  4. 2005年食品、水産、畜産、低温物流などを分社し、持株会社になります。

スターゼン

  1. 1948〜1949年全国畜産を設立して役牛の売買を始め、食肉の取り扱いを始めます。
  2. 1955〜1972年オーストラリアから冷凍牛肉を試験輸入し、1972年にオーストラリアに会社をつくります。
  3. 1970〜1972年社名をゼンチクに変え、日本マクドナルドと取引契約を結んでハンバーガーパティの製造を始めます。
  4. 1999年社名をスターゼンに変えます。

いま何に賭けているか

ニチレイ

ビジョンは「⁠食と人と地球の架け橋になる、価値創造カンパニー」で、「⁠冷やす力を活かした食のバリューチェーン」で新しい価値を生み出すとしています。グループ中期経営計画「⁠Compass×Growth 2027」を進めており、2026年4月にニチレイフーズがニチレイフレッシュを吸収合併し、食品事業を統合しました。

スターゼン

経営理念の一つは「⁠食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」です。長期ビジョン「⁠世界中のお客様のニーズに応えるサプライチェーンの実現」に向けて、5ヶ年の「⁠中期経営計画2030」を策定しました。最終年度に売上高5,500億円、経常利益160億円(⁠うち海外比率15%)、ROE10%以上を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いニチレイのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ニチレイとスターゼンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はニチレイが約555万円、スターゼンが約553万円。ほぼ同じ水準。
ニチレイとスターゼンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はニチレイが64.4点、スターゼンが51.5点で、ニチレイが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく