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味の素と森永製菓の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は味の素が約791万円、森永製菓が約624万円。味の素のほうが約167万円高い。
  • 月の平均残業は味の素が10.1時間、森永製菓が12.9時間。味の素のほうが月2.8時間少ない。
  • 売上高は味の素が1.58兆円、森永製菓が2,367億円で、味の素が約6.7倍の規模。

数字で比べる

味の素森永製菓
働きやすさの点数78.8点(⁠S)68.9点(⁠A+)
平均年収1,061万円(⁠43.5歳)835万円(⁠43.4歳)
30歳換算年収約791万円約624万円
月の平均残業10.1時間12.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19年17.7年
売上高1.58兆円2,367億円
売上に対する利益の割合12.4%(⁠税引前利益)9.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.38倍1.31倍
従業員数(⁠単体)3,705人1,587人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は味の素が78.8点、森永製菓が68.9点で、味の素が上回る。

何で稼いでいるかの違い

味の素

味の素は、うま味調味料「⁠味の素」から始まり、「⁠ほんだし」などの調味料、冷凍食品、医薬用・食品用のアミノ酸、医薬品の製造受託(⁠CDMO)、半導体向けの電子材料まで手がける会社です。すべての事業の土台にあるのが、アミノ酸の研究(⁠アミノサイエンス)です。

売上高は約1.58兆円です。事業は、調味料・食品、冷凍食品、ヘルスケア等(⁠アミノ酸、バイオ医薬品の受託製造、電子材料など)に分かれています。社員約3.5万人のうち約2.2万人が調味料・食品の事業にいます。

森永製菓

森永製菓は、菓子・食品、アイスなどの冷菓、「⁠inゼリー」などの「⁠in」ブランド、通販、米国事業などを手がける食品会社です。1899年に森永太一郎が東京・赤坂に創設した日本初の洋菓子専門工場が始まりです。

売上高は約2,367億円です。事業は、食料品製造(⁠菓子食品、冷菓、in事業、通販、米国事業、中国・台湾など)、食料卸売、不動産及びサービスなどです。

歴史の違い

味の素

  1. 1908〜1909年池田菊苗博士が発明したグルタミン酸ソーダの製造法を、鈴木三郎助が商品化し、「⁠味の素」の一般販売を始めます。
  2. 1956年輸液用の必須アミノ酸を発売し、アミノ酸事業を始めます。
  3. 1960年代タイ、マレーシア、ペルー、インドネシアに会社をつくり、東南アジアや南米に早くから進出します。
  4. 1970〜1989年「⁠ほんだし」の発売、冷凍食品への参入、医薬品事業への参入、甘味料アスパルテームの輸出を進め、ベルギーの化学会社を買収します。

森永製菓

  1. 1899年森永太一郎が東京・赤坂に日本初の洋菓子専門工場「⁠森永西洋菓子製造所」を創設します。
  2. 1910〜1912年株式会社森永商店を設立し、森永製菓に社名を変えます。
  3. 1949年乳業部門を分離して森永乳業に譲渡します。
  4. 2008〜2013年アントステラを傘下に入れ、米国森永製菓と森永アメリカフーズを設立します。

いま何に賭けているか

味の素

「⁠アミノサイエンスで、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」というパーパスのもと、2023年に発表した「⁠中期ASV経営 2030ロードマップ」を進めています。2030年までに「⁠環境負荷を50%削減」「⁠10億人の健康寿命を延伸」という二つの成果を目標にしています。

森永製菓

「⁠2030経営計画」で、2030ビジョン「⁠森永製菓グループは、2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります。」を掲げています。重点領域(⁠in事業、冷菓、通販、米国)への経営資源の集中と、機能部門を中心とした構造改革による収益力向上を進めています。コーポレートメッセージは「⁠おいしく たのしく すこやかに」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で味の素が上回っている。

よくある質問

味の素と森永製菓はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は味の素が約791万円、森永製菓が約624万円。味の素のほうが約167万円高い。
味の素と森永製菓はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は味の素が10.1時間、森永製菓が12.9時間。味の素のほうが月2.8時間少ない。
味の素と森永製菓はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は味の素が78.8点、森永製菓が68.9点で、味の素が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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