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日清製粉グループ本社と森永製菓の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日清製粉グループ本社が約692万円、森永製菓が約624万円。日清製粉グループ本社のほうが約68万円高い。
  • 月の平均残業は日清製粉グループ本社が20.3時間、森永製菓が12.9時間。森永製菓のほうが月7.4時間少ない。
  • 売上高は日清製粉グループ本社が8,650億円、森永製菓が2,367億円で、日清製粉グループ本社が約3.7倍の規模。

数字で比べる

日清製粉グループ本社森永製菓
働きやすさの点数60.8点(⁠A-)68.9点(⁠A+)
平均年収898万円(⁠42歳)835万円(⁠43.4歳)
30歳換算年収約692万円約624万円
月の平均残業20.3時間12.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.2年17.7年
売上高8,650億円2,367億円
売上に対する利益の割合5.9%(⁠経常利益)9.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.27倍1.31倍
従業員数(⁠単体)364人1,587人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は日清製粉グループ本社が5.9%、森永製菓が9.6%で、森永製菓のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日清製粉グループ本社が60.8点、森永製菓が68.9点で、森永製菓が上回る。

何で稼いでいるかの違い

日清製粉グループ本社

日清製粉グループ本社は、小麦粉の日清製粉を中心に、プレミックス・パスタ・冷凍食品(⁠日清製粉ウェルナ)、中食・惣菜、酵母(⁠オリエンタル酵母工業)などを持つ持株会社です。1900年に群馬県館林で創立された館林製粉が前身です。

売上高は約8,650億円です。事業は、製粉(⁠小麦粉、ふすま)、食品(⁠プレミックス、家庭用小麦粉、パスタ、冷凍食品など)、中食・惣菜、その他の4つです。

森永製菓

森永製菓は、菓子・食品、アイスなどの冷菓、「⁠inゼリー」などの「⁠in」ブランド、通販、米国事業などを手がける食品会社です。1899年に森永太一郎が東京・赤坂に創設した日本初の洋菓子専門工場が始まりです。

売上高は約2,367億円です。事業は、食料品製造(⁠菓子食品、冷菓、in事業、通販、米国事業、中国・台湾など)、食料卸売、不動産及びサービスなどです。

歴史の違い

日清製粉グループ本社

  1. 1900〜1908年群馬県館林町で館林製粉が創立され、1908年に日清製粉を合併して日清製粉に社名を変えます。
  2. 1960〜1970年代配合飼料、ペットフード、医薬品、エンジニアリングなどに事業を広げます。
  3. 1989年カナダの製粉会社Rogers Foodsを買収し、海外製粉に進出します。
  4. 2001年製粉・食品・配合飼料・ペットフード・医薬の各事業を分社し、持株会社の日清製粉グループ本社になります。

森永製菓

  1. 1899年森永太一郎が東京・赤坂に日本初の洋菓子専門工場「⁠森永西洋菓子製造所」を創設します。
  2. 1910〜1912年株式会社森永商店を設立し、森永製菓に社名を変えます。
  3. 1949年乳業部門を分離して森永乳業に譲渡します。
  4. 2008〜2013年アントステラを傘下に入れ、米国森永製菓と森永アメリカフーズを設立します。

いま何に賭けているか

日清製粉グループ本社

中期経営計画「⁠日清製粉グループ 中期経営計画2026」(⁠2022〜2026年度)で、事業ポートフォリオの再構築を進めています。2026年度の当初目標は売上高9,500億円・営業利益570億円でしたが、環境変化を踏まえ、業績予想は売上高8,700億円・営業利益460億円としています。社是は「⁠信を万事の本と為す」と「⁠時代への適合」です。

森永製菓

「⁠2030経営計画」で、2030ビジョン「⁠森永製菓グループは、2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります。」を掲げています。重点領域(⁠in事業、冷菓、通販、米国)への経営資源の集中と、機能部門を中心とした構造改革による収益力向上を進めています。コーポレートメッセージは「⁠おいしく たのしく すこやかに」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら日清製粉グループ本社、時間のゆとりを取るなら森永製菓。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い森永製菓のほうが景気の波に強い。

よくある質問

日清製粉グループ本社と森永製菓はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日清製粉グループ本社が約692万円、森永製菓が約624万円。日清製粉グループ本社のほうが約68万円高い。
日清製粉グループ本社と森永製菓はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日清製粉グループ本社が20.3時間、森永製菓が12.9時間。森永製菓のほうが月7.4時間少ない。
日清製粉グループ本社と森永製菓はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日清製粉グループ本社が60.8点、森永製菓が68.9点で、森永製菓が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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