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島津製作所の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、島津製作所の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 島津製作所はどんな会社か

島津製作所は、液体クロマトグラフや質量分析システムなどの分析・計測機器、X線撮影システムなどの医用機器、産業機器、航空機器をつくる会社です。1875年に初代島津源蔵が京都で教育用理化学器械の製作を始めたのが起源です。

いまの状況:社是は「⁠科学技術で社会に貢献する」、経営理念は「⁠『⁠人と地球の健康』への願いを実現する」です。

転機:1989年 英国のクレイトス グループを買収します/2003年 田中耕一記念質量分析研究所を開設します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高5,607億円機械製造業の上場210社中13位。
売上に対する経常利益の割合14.8%業界中央値9.6%より5.1ポイント高い。
売上の4年の伸び1.31倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)3,779人4年で1.08倍。
30歳換算年収約683万円業界中央値は約515万円。
月の平均残業8.5時間業界中央値は16時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは島津製作所の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 1909年に日本初の医療用X線装置を完成させた会社で、今も医用機器を手がけています。
  • 社員の約6割が計測機器(⁠分析装置など)の事業にいます。
  • 2003年に田中耕一記念質量分析研究所を開設しました。月の平均残業は約9時間です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社島津製作所は、上場210社の中で売上13位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠地球環境とグローバル社会の持続可能性」「⁠島津グループの事業活動の持続と成長」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

島津製作所DMG森精機カナデビアホシザキ
売上高5,607億円5,150億円6,452億円4,859億円
利益率14.8%(⁠経常)5.5%(⁠税引前)2.1%(⁠経常)11.6%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.31倍1.30倍1.46倍1.77倍
30歳換算年収683万円678万円613万円577万円
月の残業8.5時間未公表12.3時間18時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

<戦略>1. 島津人財戦略 人は当社グループにとって最大の財産であり、持続的成長を支える基盤です。当社グループが目指す「⁠人と地球の健康」の実現に向け、人的資本を経営の中心に据えた人財戦略を推進します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・挑戦・安全・グローバル・専門性

どの事業に人がいるか

  • 計測機器:8,995人(⁠71%)
  • 医用機器:1,982人(⁠16%)
  • 産業機器:1,282人(⁠10%)
  • 航空機器:356人(⁠3%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠地球環境とグローバル社会の持続可能性」「⁠島津グループの事業活動の持続と成長」。事業の柱は保守サービス・販売・保守サービス。

5. 逆質問の例

  • 「⁠科学技術で社会に貢献する」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2025年12月の子会社の取得について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。

同業他社との違い