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HOYAとH.U.グループホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、H.U.グループホールディングスが約608万円。HOYAのほうが約53万円高い。
  • 売上高はHOYAが9,477億円、H.U.グループホールディングスが2,474億円で、HOYAが約3.8倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはHOYAが1.43倍、H.U.グループホールディングスが0.91倍で、勢いはHOYAが上。

数字で比べる

HOYAH.U.グループホールディングス
働きやすさの点数75.9点(⁠S)54.2点(⁠B)
平均年収970万円(⁠47.6歳)810万円(⁠43.2歳)
30歳換算年収約661万円約608万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.7年12.1年
売上高9,477億円2,474億円
売上に対する利益の割合34.6%(⁠税引前利益)1.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.43倍0.91倍
従業員数(⁠単体)3,313人351人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、H.U.グループホールディングスが54.2点で、HOYAが上回る。

何で稼いでいるかの違い

HOYA

HOYAは、メガネレンズやコンタクトレンズ、内視鏡などの医療機器(⁠ライフケア)と、半導体用のマスクブランクス・フォトマスクやハードディスク用ガラス基板(⁠情報・通信)を2本柱とする会社です。光学ガラスの製造から始まりました。

売上高は約9,477億円です。事業は、ライフケア(⁠メガネレンズ、コンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨など)と、情報・通信(⁠半導体用マスクブランクス・フォトマスク、FPD用フォトマスク、HDD用ガラス基板)の2分野です。

H.U.グループホールディングス

H.U.グループホールディングスは、臨床検査の受託(⁠エスアールエル)、臨床検査薬の製造・販売(⁠富士レビオ)、滅菌・手術関連事業(⁠日本ステリ)などを営むグループの持株会社です。1950年に富士臓器製薬として設立されました。

売上高は約2,474億円です。事業は、検査・関連サービス(⁠LTS:臨床検査の受託、健康診断代行など)、臨床検査薬(⁠IVD:ルミパルス事業など)、ヘルスケア関連サービス(⁠HS:滅菌・手術関連、在宅サービス)の3つです。

歴史の違い

HOYA

  1. 1941年東京都保谷市(⁠今の西東京市)で東洋光学硝子製造所として創業し、光学ガラスの製造を始めます。
  2. 1962〜1974年メガネレンズ、ソフトコンタクトレンズ、半導体用マスクサブストレートの製造を次々に始めます。
  3. 1984〜1991年社名をHOYAに変え、眼内レンズ(⁠1987年)とHDD用ガラスディスク(⁠1991年)を始めます。
  4. 2007〜2011年ペンタックスをTOBで連結子会社にして翌年吸収合併する一方、2009年にクリスタル事業を終え、2011年にPENTAXイメージング・システム事業をリコーに譲渡します。

H.U.グループホールディングス

  1. 1950〜1966年富士臓器製薬を設立し、診断用薬部門に進出します。
  2. 1970年臨床検査センター(⁠今のエスアールエル)を設立します。
  3. 1983〜1987年社名を富士レビオに変え、東証1部に指定されます。
  4. 2005年エスアールエルを完全子会社にし、持株会社に移って社名をみらかホールディングスに変えます。

いま何に賭けているか

HOYA

ライフケアと情報・通信の2分野を柱に、ライフケア事業と、半導体・HDD関連製品を成長ドライバーとしています。次の10年、20年の成長を担う新しい事業の開発・獲得を重要な経営課題とし、内部開発とM&Aで新しい事業や技術を獲得するとしています。経営指標にはSVA(⁠Shareholders Value Added)を使っています。

H.U.グループホールディングス

Missionは「⁠ヘルスケアにおける新しい価値の創造を通じて、人々の健康と医療の未来に貢献する」です。中期経営計画「⁠H.U.2030 2.0」で「⁠世界のH.U.グループ」を目指しています。会社は、検査・関連サービス事業と臨床検査薬事業の両方を持つ数少ない企業グループだとしています。国内の臨床検査市場は、検体検査実施料の抑制などで厳しい状況が続いているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいHOYA。

よくある質問

HOYAとH.U.グループホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はHOYAが約661万円、H.U.グループホールディングスが約608万円。HOYAのほうが約53万円高い。
HOYAとH.U.グループホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はHOYAが75.9点、H.U.グループホールディングスが54.2点で、HOYAが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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