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三菱自動車工業とヤマハ発動機の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は三菱自動車工業が約603万円、ヤマハ発動機が約633万円。ヤマハ発動機のほうが約30万円高い。
  • 月の平均残業は三菱自動車工業が17.1時間、ヤマハ発動機が16時間。大きな差はない。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三菱自動車工業が64.8点、ヤマハ発動機が68.7点で、ヤマハ発動機が上回る。

数字で比べる

三菱自動車工業ヤマハ発動機
働きやすさの点数64.8点(⁠A)68.7点(⁠A+)
平均年収790万円(⁠42.4歳)835万円(⁠42.7歳)
30歳換算年収約603万円約633万円
月の平均残業17.1時間16時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.5年15.7年
売上高2.90兆円—
売上に対する利益の割合2.7%(⁠経常利益)—
売上の4年の伸び1.42倍—
従業員数(⁠単体)13,498人12,082人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

三菱自動車工業

三菱自動車工業は、SUVやピックアップトラック、プラグインハイブリッド車(⁠PHEV)に強い自動車メーカーです。三菱重工業の自動車部門から独立して生まれ、今は日産自動車と戦略的アライアンスを結び、東南アジア(⁠アセアン)を最大の強みにしています。

売上高は約2.9兆円で、自動車業界で国内10位です。お金の入り口は車の販売と、自動車ローンなどの金融事業です。アウトランダー(⁠PHEV)、トライトン、エクスパンダー、エクリプス クロスなど、SUVや多人数乗りの車が主力です。

ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、二輪車(⁠バイク)と船外機を主力とする静岡県磐田市の会社です。1955年に楽器のヤマハ(⁠当時の日本楽器製造)からオートバイ部門が独立してできました。電動アシスト自転車、ゴルフカー、四輪バギー、産業用ロボット、産業用無人ヘリコプターなども手がけています。

事業は、ランドモビリティ(⁠二輪車、電動アシスト自転車、電動車椅子、自動車用エンジンなど)、マリン(⁠船外機、ボートなど)、アウトドアランドビークル、ロボティクス、金融サービスに分かれています。

歴史の違い

三菱自動車工業

  1. 1970年三菱重工業の全額出資で設立され、同社の自動車部門を引き継いで営業を始めます。
  2. 1980年代三菱商事と共同でオーストラリアやアメリカに販売会社をつくり、アメリカではクライスラーと合弁工場を建てます。
  3. 2000〜2005年ドイツのダイムラークライスラーと提携しますが、のちに解消。
  4. 2016年日産自動車と資本業務提携・戦略的アライアンスを結びます。

ヤマハ発動機

  1. 1955年日本楽器製造(⁠今のヤマハ)から分離独立し、浜松で二輪車の生産・販売を続けます。
  2. 1960〜1968年ボート・船外機の販売を始め、トヨタ2000GTの受託生産(⁠1966年)やスノーモビルの販売も始めます。
  3. 1970〜1998年ブラジル、インドネシア、アメリカ、台湾、ベトナムに会社をつくり、海外の二輪車事業を広げます。
  4. 1984〜1996年産業用ロボット、サーフェスマウンター、産業用無人ヘリコプター、電動アシスト自転車、電動車椅子の販売を次々に始めます。

いま何に賭けているか

三菱自動車工業

2026年5月に発表した新中長期ビジョンで、「⁠尖った商品・ブランドの強化でお客様満足と企業価値を向上」を掲げています。アセアン商品群とオフロード商品群に経営資源を集中して2031年度までに13車種を投入し、フィリピン、ベトナム、日本を重点国にするとしています。

ヤマハ発動機

企業目的「⁠感動創造企業」のもと、2030年に向けた長期ビジョン「⁠ART for Human Possibilities〜人はもっと幸せになれる〜」を掲げています。2025年からの中期経営計画では、事業をコア事業(⁠二輪車、マリン)、戦略事業(⁠ロボティクス、SPV、OLV)、新規事業に分け、将来的にすべての事業でROIC12.5%を上回ることを目指しています。

よくある質問

三菱自動車工業とヤマハ発動機はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は三菱自動車工業が約603万円、ヤマハ発動機が約633万円。ヤマハ発動機のほうが約30万円高い。
三菱自動車工業とヤマハ発動機はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は三菱自動車工業が17.1時間、ヤマハ発動機が16時間。大きな差はない。
三菱自動車工業とヤマハ発動機はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三菱自動車工業が64.8点、ヤマハ発動機が68.7点で、ヤマハ発動機が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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