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野村ホールディングスと日本取引所グループの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。証券・取引所の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は野村ホールディングスが約1,025万円、日本取引所グループが約772万円。野村ホールディングスのほうが約253万円高い。
  • 売上高は野村ホールディングスが2.17兆円、日本取引所グループが1,987億円で、野村ホールディングスが約10.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は野村ホールディングスが24.9%、日本取引所グループが58.8%で、日本取引所グループのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

野村ホールディングス日本取引所グループ
働きやすさの点数61.5点(⁠A-)69.6点(⁠A+)
平均年収1,421万円(⁠45歳)1,113万円(⁠46.8歳)
30歳換算年収約1,025万円約772万円
月の平均残業未公表10.3時間
有給取得率未公表68%
平均勤続年数4年17.8年
売上高2.17兆円1,987億円
売上に対する利益の割合24.9%(⁠税引前利益)58.8%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.59倍1.47倍
従業員数(⁠単体)204人223人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは野村ホールディングスが1.59倍、日本取引所グループが1.47倍で、勢いは野村ホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は野村ホールディングスが61.5点、日本取引所グループが69.6点で、日本取引所グループが上回る。

何で稼いでいるかの違い

野村ホールディングス

野村ホールディングスは、野村證券を中心とする金融グループの持株会社です。個人の資産運用(⁠ウェルス・マネジメント)、企業の資金調達やM&Aの支援、世界の市場での売買(⁠ホールセール)、資産運用会社などを手がけ、2025年に創立100周年を迎えました。

売上高(⁠収益)は約2.17兆円、税引前利益は約5,398億円です。事業は、ウェルス・マネジメント(⁠個人の資産運用)、インベストメント・マネジメント(⁠資産運用会社)、ホールセール(⁠企業・機関投資家向け、海外含む)、バンキングの4部門です。

日本取引所グループ

日本取引所グループ(⁠JPX)は、東京証券取引所グループと大阪証券取引所が2013年に合併してできた、日本の株式・デリバティブ市場の運営会社です。上場から、売買の場の提供、清算・決済、TOPIXなどの指数・情報サービスまで、市場に関するサービスを一貫して提供しています。

売上高にあたる収益は約1,987億円、税引前利益は約1,169億円です。有価証券やデリバティブの上場から、取引の場の提供、清算・決済サービス、指数・情報サービスまでを提供しています。

歴史の違い

野村ホールディングス

  1. 1925年大阪野村銀行の証券部を分けて設立されます。
  2. 1941〜1965年日本で最初の投資信託業務の認可を受け、1965年には調査部を分けて野村総合研究所を設立します。
  3. 1960〜1980年代ロンドン、香港、ニューヨークに拠点をつくり、世界の金融市場に広がります。
  4. 2001年持株会社制に移り、野村ホールディングスに社名を変えます。

日本取引所グループ

  1. 1878年東京株式取引所と大阪株式取引所の設立が免許されます。
  2. 1949年会員組織として東京証券取引所と大阪証券取引所が設立され、株券の売買を始めます。
  3. 1969〜1988年東証がTOPIXの算出を始め、国債先物(⁠1985年)、株価指数先物(⁠1988年)の市場を開きます。
  4. 1999年東証が株券売買立会場を閉場し、新興企業向けの「⁠マザーズ」を開設します。

いま何に賭けているか

野村ホールディングス

2024年に策定したパーパス「⁠金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」のもと、2030年度に向けた経営ビジョンを掲げています。経営指標にはROEを使い、市場環境に左右されにくい収益構造をつくることを基本観にしています。

日本取引所グループ

長期ビジョン「⁠Target 2030」で、「⁠幅広い社会課題に、資金調達・資金循環機能をはじめとしたソリューションを提供するグローバルな総合金融・情報プラットフォーム」への進化を掲げています。2025〜2027年度の「⁠中期経営計画2027」では、日本株市場の新時代を切り拓く、総合プラットフォーム化、デジタルイノベーションの共創を重点テーマにしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い日本取引所グループのほうが景気の波に強い。

よくある質問

野村ホールディングスと日本取引所グループはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は野村ホールディングスが約1,025万円、日本取引所グループが約772万円。野村ホールディングスのほうが約253万円高い。
野村ホールディングスと日本取引所グループはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は野村ホールディングスが61.5点、日本取引所グループが69.6点で、日本取引所グループが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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