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加藤産業とあらたの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品・日用品の卸の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は加藤産業が約596万円、あらたが約470万円。加藤産業のほうが約126万円高い。
  • 売上高は加藤産業が1.21兆円、あらたが1.00兆円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は加藤産業が1.7%、あらたが1.3%で、差は小さい。

数字で比べる

加藤産業あらた
働きやすさの点数60.5点(⁠A-)59.8点(⁠B)
平均年収748万円(⁠40.5歳)619万円(⁠42.7歳)
30歳換算年収約596万円約470万円
月の平均残業未公表6.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.8年15.4年
売上高1.21兆円1.00兆円
売上に対する利益の割合1.7%(⁠経常利益)1.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.07倍1.17倍
従業員数(⁠単体)1,152人1,954人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは加藤産業が1.07倍、あらたが1.17倍で、勢いはあらたが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は加藤産業が60.5点、あらたが59.8点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

加藤産業

加藤産業は、加工食品を中心に、菓子、低温食品、酒類などを扱う食品卸売会社です。1945年に兵庫県西宮市で飲料水卸売業の加藤商店として創業し、1947年に加藤産業を設立しました。

売上高は約1.21兆円です。事業は、常温流通(⁠加工食品、菓子)、低温流通(⁠低温食品)、酒類流通、海外(⁠マレーシア、シンガポール、ベトナム、中国での卸売)の4つです。

あらた

あらたは、日用品・化粧品・家庭用品・ペット用品などを、ドラッグストア、ホームセンター、スーパーなどに販売する卸売会社です。2002年に、北海道のダイカ、中部の伊藤伊、九州のサンビックの3社が共同で持株会社として設立しました。

売上高は約1.00兆円です。事業は日用品・化粧品等の卸売業で、メーカーと企画した広告提案と連動して店頭管理を行う事業もしています。

歴史の違い

加藤産業

  1. 1945〜1947年兵庫県西宮市で飲料水卸売業の加藤商店を創業し、加藤産業を設立します。
  2. 1956〜1970年関西ピーナツバター(⁠のちのカンピー食品工業)を設立し、その営業資産を譲り受けて上郡工場を置きます。
  3. 1981年住商フーズを合併し、東京本部を置きます。
  4. 1990〜2004年大証2部に上場し、東証・大証の1部に指定されます。

あらた

  1. 2002年ダイカ、伊藤伊、サンビックが共同で持株会社あらたを設立します。
  2. 2004〜2006年事業会社に移り、木曽清、ジャペル、シスコなどを統合します。
  3. 2011〜2012年東証2部に上場し、東証1部に指定されます。
  4. 2012〜2020年中国上海、タイのバンコク、ベトナムのホーチミンに子会社をつくります。

いま何に賭けているか

加藤産業

ミッションは「⁠豊かな食生活を提供して人々の幸せを実現すること」です。「⁠食のインフラになる」「⁠食のプロフェッショナルになる」「⁠食のプロデューサーになる」の3つを長期ビジョンに掲げています。会社は、自主独立の経営を維持し成長を続けるため、卸売業の基本機能の充実などに取り組むとしています。

あらた

経営ビジョンは「⁠美と健康、清潔で快適な生活を創造する」、経営理念は「⁠世の中のお役に立ち続ける」です。2026年3月期は、売上高が目標の1兆60億円に届かなかった一方、経常利益は期中に設定した130億円を達成し、11期連続の増配となりました。

よくある質問

加藤産業とあらたはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は加藤産業が約596万円、あらたが約470万円。加藤産業のほうが約126万円高い。
加藤産業とあらたはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は加藤産業が60.5点、あらたが59.8点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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