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富士フイルムホールディングスと関西ペイントの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。化学・素材の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は富士フイルムホールディングスが約813万円、関西ペイントが約676万円。富士フイルムホールディングスのほうが約137万円高い。
  • 売上高は富士フイルムホールディングスが3.36兆円、関西ペイントが5,898億円で、富士フイルムホールディングスが約5.7倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数は富士フイルムホールディングスが79.1点、関西ペイントが72.8点で、富士フイルムホールディングスが上回る。

数字で比べる

富士フイルムホールディングス関西ペイント
働きやすさの点数79.1点(⁠S)72.8点(⁠S-)
平均年収1,086万円(⁠43.3歳)879万円(⁠42.1歳)
30歳換算年収約813万円約676万円
月の平均残業未公表12.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.2年18.4年
売上高3.36兆円5,898億円
売上に対する利益の割合10.9%(⁠税引前利益)9.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.33倍1.41倍
従業員数(⁠単体)1,198人1,536人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

富士フイルムホールディングス

富士フイルムホールディングスは、写真フィルムの会社から、医療機器、バイオ医薬品の受託製造、半導体材料、複合機などを手がける会社へと大きく変身した企業です。写真フィルムで培った技術を土台に、事業の柱を次々に入れ替えてきました。

売上高は約3.4兆円で、化学工業で国内3位です。事業は、ヘルスケア(⁠医療機器、バイオ医薬品の製造受託、創薬支援材料、化粧品など)、エレクトロニクス(⁠半導体材料など)、ビジネスイノベーション(⁠複合機・ITサービス)、イメージング(⁠カメラ・インスタントカメラなど)の4つです。

関西ペイント

関西ペイントは、塗料の製造販売と関連サービスを手がける会社です。1918年に兵庫県尼崎市で設立され、インド(⁠Kansai Nerolac)、トルコ、アフリカ(⁠Kansai Plascon)、欧州(⁠Helios)、アジアにも製造拠点を持っています。

売上高は約5,898億円です。事業は地域ごとに、日本、インド、欧州、アジア、アフリカの5つです。

歴史の違い

富士フイルムホールディングス

  1. 1934年写真フィルムの国産化を目指し、大日本セルロイドの写真フィルム部を引き継いで、富士写真フイルムが設立されます。
  2. 1962年イギリスのランクゼロックスとの合弁で富士ゼロックスを設立し、複写機の事業に進出します。
  3. 2006年持株会社の富士フイルムホールディングスに移ります。
  4. 2008〜2019年富山化学工業、和光純薬工業、バイオ医薬品の製造会社などを次々に買収し、ヘルスケアを大きな柱に育てます。

関西ペイント

  1. 1918年兵庫県尼崎市で関西ペイントが設立され、塗料・顔料の製造を始めます。
  2. 1968年タイに合弁会社を設立し、海外に進出します。
  3. 1986年インドのKansai Nerolac Paintsの株式を取得します。
  4. 2011年アフリカのKansai Plasconの株式を取得します。

いま何に賭けているか

富士フイルムホールディングス

中期経営計画「⁠VISION2030」で、「⁠世界TOP Tierの事業の集合体」になることを目指しています。競争優位を長く保てる事業に集中して「⁠稼げる会社」に進化させ、その利益をバイオCDMOや半導体材料などの成長分野に再投資する好循環を目指しています。

関西ペイント

第18次中期経営計画(⁠2025年度〜)で、「⁠塗料で人を幸せにする」をMVVの中核に据えています。「⁠ONE KANSAI」の考え方でグローバル一体経営を深め、「⁠構造改革による収益性と効率性の強化」「⁠事業を伸ばす製品開発とDXの推進」などを重点方針にしています。

よくある質問

富士フイルムホールディングスと関西ペイントはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は富士フイルムホールディングスが約813万円、関西ペイントが約676万円。富士フイルムホールディングスのほうが約137万円高い。
富士フイルムホールディングスと関西ペイントはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は富士フイルムホールディングスが79.1点、関西ペイントが72.8点で、富士フイルムホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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