トップ › 会社比較 › ITサービス・販売 › インターネットイニシアティブと日本オラクル

インターネットイニシアティブと日本オラクルの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はインターネットイニシアティブが約635万円、日本オラクルが約930万円。日本オラクルのほうが約295万円高い。
  • 売上高はインターネットイニシアティブが3,454億円、日本オラクルが2,851億円で、規模は近い。
  • 売上の4年の伸びはインターネットイニシアティブが1.53倍、日本オラクルが1.33倍で、勢いはインターネットイニシアティブが上。

数字で比べる

インターネットイニシアティブ日本オラクル
働きやすさの点数48.6点(⁠C)75点(S)
平均年収747万円(⁠37.5歳)1,298万円(⁠45.3歳)
30歳換算年収約635万円約930万円
月の平均残業24.9時間未公表
有給取得率73.5%未公表
平均勤続年数8.6年11.6年
売上高3,454億円2,851億円
売上に対する利益の割合10.2%(⁠税引前利益)32.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.53倍1.33倍
従業員数(⁠単体)3,174人2,097人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はインターネットイニシアティブが48.6点、日本オラクルが75点で、日本オラクルが上回る。

何で稼いでいるかの違い

インターネットイニシアティブ

インターネットイニシアティブ(⁠IIJ)は、日本のインターネットサービスプロバイダーの先駆けとして1992年に設立された会社です。主に法人や官公庁向けに、インターネット接続、クラウドなどのアウトソーシング、WAN、システムインテグレーションを提供しています。銀行ATMの運営事業(⁠トラストネットワークス)も持っています。

売上高は約3,454億円です。事業は、ネットワークサービス及びSI(⁠インターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーション、機器販売)と、ATM運営の2つです。

日本オラクル

日本オラクルは、米国オラクル・コーポレーションの日本法人で、データベース「⁠Oracle」などのソフトウェア、クラウドサービス、ハードウェアを日本で売り、導入・利用を支援するサービスを提供する会社です。1985年に設立されました。

売上高は約2,851億円です。事業は、クラウド・アンド・ソフトウェア、ハードウェア、サービスです。売上高に占めるクラウドの比率は、2024年5月期の19.7%から当期は29.2%に上がりました。

歴史の違い

インターネットイニシアティブ

  1. 1992〜1993年日本でのインターネットの商用化を目的に設立され、インターネット接続サービスを始めます。
  2. 1997年NTTグループと合弁で、インターネットマルチフィードを設立します。
  3. 2003年NTTを主な引受先とする第三者割当増資で、NTTの持分法適用関連会社になります。
  4. 2008〜2009年MVNOとして法人向けモバイルデータ通信を始め、クラウドサービス「⁠IIJ GIO」を始めます。

日本オラクル

  1. 1985年データベース「⁠Oracle」などの日本での販売を目的に、日本オラクルを設立します。
  2. 1990年本格的な事業活動を始めます。
  3. 1999〜2000年株式を店頭登録し、東京証券取引所市場第一部に上場します。
  4. 2008年本社ビル「⁠オラクル青山センター」が竣工します。

いま何に賭けているか

インターネットイニシアティブ

社名のとおり、インターネットの技術革新をリードし、ネットワーク社会の発展に貢献することを経営理念にしています。中期計画(⁠2024〜2026年度)で、2027年3月期に売上高3,850億円を見込み、中長期では連結売上高5,000億円規模を目指しています。営業利益は当初目標460億円に対し、385億円の見通しです。

日本オラクル

基本理念は「⁠ITの新しい価値を創造し、お客様の成功と社会の発展に貢献する」です。お客様企業の基幹システムのクラウド移行とデータ活用によるビジネス成長を支援するとしています。2027年5月期は「⁠AI Changes Everything ― AIの光を力に、信頼で加速する」を新しいメッセージに掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいインターネットイニシアティブ。

よくある質問

インターネットイニシアティブと日本オラクルはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はインターネットイニシアティブが約635万円、日本オラクルが約930万円。日本オラクルのほうが約295万円高い。
インターネットイニシアティブと日本オラクルはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はインターネットイニシアティブが48.6点、日本オラクルが75点で、日本オラクルが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく