トップ › 会社比較 › メガバンク・大手銀行 › みずほ銀行とゆうちょ銀行

みずほ銀行とゆうちょ銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。メガバンク・大手銀行の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業はみずほ銀行が20.1時間、ゆうちょ銀行が6.3時間。ゆうちょ銀行のほうが月13.8時間少ない。
  • 売上高はみずほ銀行が7.99兆円、ゆうちょ銀行が2.85兆円で、みずほ銀行が約2.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はみずほ銀行が16.2%、ゆうちょ銀行が26.6%で、ゆうちょ銀行のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

みずほ銀行ゆうちょ銀行
働きやすさの点数62.2点(⁠A-)64.6点(⁠A)
平均年収—730万円(⁠45.8歳)
30歳換算年収—約518万円
月の平均残業20.1時間6.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16年27.6年
売上高7.99兆円2.85兆円
売上に対する利益の割合16.2%(⁠経常利益)26.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.36倍1.44倍
従業員数(⁠単体)23,356人10,659人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはみずほ銀行が2.36倍、ゆうちょ銀行が1.44倍で、勢いはみずほ銀行が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はみずほ銀行が62.2点、ゆうちょ銀行が64.6点で、ゆうちょ銀行が上回る。

何で稼いでいるかの違い

みずほ銀行

みずほ銀行は、みずほフィナンシャルグループの中核となる銀行です。第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行という3つの大手銀行が統合して生まれました。個人から大企業、海外の企業まで幅広く取引しています。

銀行の売上にあたる経常収益は約8.0兆円、経常利益は約1.3兆円です。預金を集めて貸し出し、金利の差(⁠利ざや)で稼ぐのが基本で、そこに企業の資金調達の手伝いや、送金・外国為替の手数料が加わります。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は、全国の郵便局を窓口にする、日本最大級の預金(⁠貯金)を持つ銀行です。もとは国の郵便貯金で、2007年の郵政民営化で銀行になりました。約186兆円の貯金を預かり、その多くを国債や外国の債券などで運用して稼いでいます。

売上にあたる経常収益は約2.9兆円、経常利益は約7,600億円です。ほかの銀行が企業への貸し出しで稼ぐのに対し、ゆうちょ銀行は、預かった貯金を有価証券(⁠約145兆円)で運用して稼ぐのが最大の特徴です。

歴史の違い

みずほ銀行

  1. 1880年安田銀行が創業します。
  2. 2000年第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が共同で持株会社「⁠みずほホールディングス」をつくります。
  3. 2002年3行を再編し、個人・中小企業向けの「⁠みずほ銀行」と、大企業向けの「⁠みずほコーポレート銀行」が発足します。
  4. 2013年みずほコーポレート銀行がみずほ銀行を吸収合併し、今の一つのみずほ銀行になります。

ゆうちょ銀行

  1. 1875年郵便為替・郵便貯金の事業が国の事業として始まります。
  2. 2003年郵政事業が国の直営から「⁠日本郵政公社」に移ります。
  3. 2005年郵政民営化法案が参議院で否決され、衆議院の解散・総選挙を経て、特別国会で成立します。
  4. 2007年郵政民営化で日本郵政公社が解散し、ゆうちょ銀行が生まれます。

いま何に賭けているか

みずほ銀行

中期の財務目標を2年前倒しで達成したことを受け、2028年度に向けてROE(⁠自己資本利益率)12%超の安定的な実現などの新しい目標を掲げています。〈ありたき世界〉から逆算した「⁠4+α」戦略で、事業どうしをつなげて成長することを目指しています。

ゆうちょ銀行

「⁠最も身近で信頼される銀行」を目指し、「⁠信頼」「⁠変革」「⁠効率」「⁠専門性」を価値観に掲げています。国際分散投資やオルタナティブ資産(⁠株式・債券以外の投資先)への投資で運用を高度化する一方、地域活性化ファンドへの出資など、地域経済への貢献にも取り組んでいます。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいみずほ銀行。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いゆうちょ銀行のほうが景気の波に強い。

よくある質問

みずほ銀行とゆうちょ銀行はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はみずほ銀行が20.1時間、ゆうちょ銀行が6.3時間。ゆうちょ銀行のほうが月13.8時間少ない。
みずほ銀行とゆうちょ銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はみずほ銀行が62.2点、ゆうちょ銀行が64.6点で、ゆうちょ銀行が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく