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三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。損害保険の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業は三井住友海上火災保険が11時間、あいおいニッセイ同和損害保険が7.7時間。あいおいニッセイ同和損害保険のほうが月3.3時間少ない。
  • 売上高は三井住友海上火災保険が4.19兆円、あいおいニッセイ同和損害保険が1.95兆円で、三井住友海上火災保険が約2.1倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は三井住友海上火災保険が21.5%、あいおいニッセイ同和損害保険が13.3%で、三井住友海上火災保険のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

三井住友海上火災保険あいおいニッセイ同和損害保険
働きやすさの点数67.2点(⁠A+)64.9点(⁠A)
平均年収——
30歳換算年収——
月の平均残業11時間7.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.8年16.2年
売上高4.19兆円1.95兆円
売上に対する利益の割合21.5%(⁠経常利益)13.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.63倍1.30倍
従業員数(⁠単体)12,731人12,515人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは三井住友海上火災保険が1.63倍、あいおいニッセイ同和損害保険が1.30倍で、勢いは三井住友海上火災保険が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三井住友海上火災保険が67.2点、あいおいニッセイ同和損害保険が64.9点で、三井住友海上火災保険が上回る。

何で稼いでいるかの違い

三井住友海上火災保険

三井住友海上火災保険は、MS&ADインシュアランスグループの中核となる大手損害保険会社です。2001年に三井海上と住友海上が合併して生まれました。とくにアジアに広い拠点網を持っているのが特徴です。

売上にあたる経常収益は約4.2兆円、経常利益は約9,000億円です。自動車保険、火災保険、企業向けの保険などの保険料を受け取り、事故や災害が起きたときに保険金を払います。その差額と、預かったお金の運用益で稼ぎます。

あいおいニッセイ同和損害保険

あいおいニッセイ同和損害保険は、MS&ADインシュアランス グループの損害保険会社です。1918年設立の東京動産火災保険が前身で、2001年に千代田火災海上と合併して「⁠あいおい損害保険」に、2010年にニッセイ同和損害保険と合併して今の社名になりました。

収益は約1.95兆円です。事業は、国内損害保険、海外事業(⁠欧州、中国、豪州など)、金融サービス(⁠確定拠出年金、債務保証)などです。

歴史の違い

三井住友海上火災保険

  1. 1918年三井物産の関係者を中心に、大正海上火災保険が設立されます。
  2. 1970〜1980年代ブラジル、イギリス、インドネシア、マレーシア、アメリカに次々と拠点をつくり、早くから海外に出ていきます。
  3. 1991年社名を三井海上火災保険に変えます。
  4. 2001年住友海上火災保険と合併し、三井住友海上火災保険になります。

あいおいニッセイ同和損害保険

  1. 1918〜1944年東京動産火災保険として設立され、1944年に大東京火災保険に社名を変えます。
  2. 2001年千代田火災海上保険と合併し、あいおい損害保険になります。
  3. 2010年MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスの子会社になり、ニッセイ同和損害保険と合併してあいおいニッセイ同和損害保険になります。
  4. 2014〜2018年豪州に損害保険の子会社を開業し、英国のBox Innovation Groupを子会社にします。

いま何に賭けているか

三井住友海上火災保険

MS&ADグループとして「⁠世界トップ水準の保険・金融グループ」を目指しています。一方で当社は、企業保険の保険料調整行為で2023年に金融庁から業務改善命令、2024年に公正取引委員会から排除措置命令を受けており、「⁠お客さま本位の業務運営の徹底」と「⁠健全な競争環境の実現」を最優先課題にしています。

あいおいニッセイ同和損害保険

MS&ADグループは「⁠お客さまから最も選ばれる保険・金融グループ」を2030年度に目指す姿としています。保険業界では、保険料調整行為などの不適切事案を受けて改正された保険業法が2026年6月から施行され、会社は「⁠お客さま第一の業務運営の徹底」「⁠健全な競争環境の実現」を最優先に取り組むとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい三井住友海上火災保険。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い三井住友海上火災保険のほうが景気の波に強い。

よくある質問

三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は三井住友海上火災保険が11時間、あいおいニッセイ同和損害保険が7.7時間。あいおいニッセイ同和損害保険のほうが月3.3時間少ない。
三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三井住友海上火災保険が67.2点、あいおいニッセイ同和損害保険が64.9点で、三井住友海上火災保険が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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