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住友電気工業とSWCCの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。非鉄金属・電線の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は住友電気工業が約672万円、SWCCが約525万円。住友電気工業のほうが約147万円高い。
  • 月の平均残業は住友電気工業が15.7時間、SWCCが16時間。大きな差はない。
  • 売上高は住友電気工業が5.11兆円、SWCCが2,777億円で、住友電気工業が約18.4倍の規模。

数字で比べる

住友電気工業SWCC
働きやすさの点数71.8点(⁠S-)61.1点(⁠A-)
平均年収896万円(⁠43.2歳)723万円(⁠44.7歳)
30歳換算年収約672万円約525万円
月の平均残業15.7時間16時間
有給取得率未公表79%
平均勤続年数19.4年12.6年
売上高5.11兆円2,777億円
売上に対する利益の割合8.4%(⁠経常利益)9.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.52倍1.39倍
従業員数(⁠単体)7,209人1,467人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は住友電気工業が8.4%、SWCCが9.4%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは住友電気工業が1.52倍、SWCCが1.39倍で、勢いは住友電気工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は住友電気工業が71.8点、SWCCが61.1点で、住友電気工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

住友電気工業

住友電気工業(⁠住友電工)は、電線から始まった住友グループの大手メーカーです。今の稼ぎ頭は、自動車の中に張りめぐらされる電線の束「⁠ワイヤーハーネス」で、ほかに光ファイバ、電力ケーブル、超硬工具なども手がけています。

売上高は約5.1兆円で、鉄鋼・金属製品の業界で国内2位です。事業は、環境エネルギー(⁠電力ケーブル・電力機器)、情報通信(⁠光ファイバ、光デバイス)、自動車(⁠ワイヤーハーネス、防振ゴム)、エレクトロニクス(⁠電子部品)、産業素材(⁠超硬工具、特殊金属線など)の5部門です。

SWCC

SWCC(⁠旧昭和電線ホールディングス)は、電線、電力ケーブル、電力機器などのエネルギー・インフラ事業と、通信ケーブル、光加工品、機器用電線、精密デバイスなどの通信・コンポーネンツ事業を営む会社です。1936年に東京電気(⁠今の東芝)から独立して川崎市で設立されました。

売上高は約2,777億円です。事業は、エネルギー・インフラ(⁠電線、電力ケーブル、電力機器、制振・防振など)と、通信・コンポーネンツ(⁠通信ケーブル、光加工品、ワイヤハーネス、巻線、自動車用電線など)です。

歴史の違い

住友電気工業

  1. 1897年住友本店が大阪に「⁠住友伸銅場」を開き、銅の電線などの製造を始めます。
  2. 1911〜1920年電線の製造を分けて住友電線製造所とし、1920年に株式会社として独立します。
  3. 1949年ワイヤーハーネス事業に進出します。
  4. 1970〜1985年化合物半導体、光ファイバ・ケーブル、合成ダイヤモンドなど、新しい素材・部品を次々に事業にしていきます。

SWCC

  1. 1936〜1937年東京電気から独立して川崎市で設立され、裸銅線の製造販売を始めます。
  2. 1949年東京証券取引所に上場します。
  3. 2006年持株会社体制に移り、社名を昭和電線ホールディングスに変えます。
  4. 2019年古河電気工業と建設・電販市場向け汎用電線事業の業務提携をします。

いま何に賭けているか

住友電気工業

長期ビジョン「⁠住友電工グループ2030ビジョン」のもとで、グループ一体となって企業価値の向上に取り組んでいます。「⁠五方よし」(⁠公益を重視し、ステークホルダーとの共栄を図る考え方)を掲げ、エネルギー・情報通信・モビリティの分野で成長を目指しています。

SWCC

2036年に迎える100年企業としてのありたい姿は「⁠エネルギーとデジタルの未来を創るグローバル・ソリューションカンパニー」です。中期経営計画「⁠Transformation for Growth SWCC 2030」で、2030年度に営業利益400億円以上、営業利益率12%以上、ROIC15%以上を目指しています。ROICを軸にした構造改革に、成長投資を加えた「⁠ROIC経営2.0」へ進むとしています。

よくある質問

住友電気工業とSWCCはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は住友電気工業が約672万円、SWCCが約525万円。住友電気工業のほうが約147万円高い。
住友電気工業とSWCCはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は住友電気工業が15.7時間、SWCCが16時間。大きな差はない。
住友電気工業とSWCCはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は住友電気工業が71.8点、SWCCが61.1点で、住友電気工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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