トップ › 会社比較 › 不動産サービス(賃貸・商業施設・駐車場・空港ビル) › イオンモールと日本空港ビルデング

イオンモールと日本空港ビルデングの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。不動産サービス(⁠賃貸・商業施設・駐車場・空港ビル)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業はイオンモールが10.8時間、日本空港ビルデングが14.5時間。イオンモールのほうが月3.7時間少ない。
  • 売上高はイオンモールが4,727億円、日本空港ビルデングが2,898億円で、イオンモールが約1.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はイオンモールが11.9%、日本空港ビルデングが15.1%で、日本空港ビルデングのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

イオンモール日本空港ビルデング
働きやすさの点数56.6点(⁠B)70.1点(⁠A+)
平均年収—920万円(⁠40歳)
30歳換算年収—約740万円
月の平均残業10.8時間14.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数8.6年12.5年
売上高4,727億円2,898億円
売上に対する利益の割合11.9%(⁠経常利益)15.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.49倍5.08倍
従業員数(⁠単体)1,937人326人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはイオンモールが1.49倍、日本空港ビルデングが5.08倍で、勢いは日本空港ビルデングが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はイオンモールが56.6点、日本空港ビルデングが70.1点で、日本空港ビルデングが上回る。

何で稼いでいるかの違い

イオンモール

イオンモールは、イオングループのディベロッパーとして、大規模なショッピングモールを開発・運営する会社です。日本のほか、中国、ベトナム、カンボジア、インドネシアでもモールを運営しています。1911年に岐阜で設立された岐阜繭糸が前身で、1970年にジャスコ(⁠今のイオン)に買収されました。

売上高は約4,727億円です。テナントや、GMSのイオンリテールなどイオングループ各社にモールの店舗を賃貸しています。都市型ショッピングセンターのOPAも子会社です。

日本空港ビルデング

日本空港ビルデングは、羽田空港の旅客ターミナルを建設・管理・運営する会社です。ターミナル内の物販店・免税店や飲食店、機内食の製造も手がけ、成田、関西、中部の空港でも物品販売をしています。1953年に民間資本で新ターミナルビルを建てるために設立されました。

売上高は約2,898億円です。事業は、施設管理運営(⁠航空会社などへの施設の賃貸、保守、警備、清掃など)、物品販売(⁠羽田・成田・関西空港での販売、中部空港などへの卸売)、飲食(⁠レストラン、機内食)の3つです。

歴史の違い

イオンモール

  1. 1911年岐阜で岐阜繭糸株式会社が設立されます。
  2. 1970年ジャスコ(⁠今のイオン)に買収され、ジャスコグループの一員になります。
  3. 1989〜1992年イオン興産に社名を変えて大規模ショッピングセンター事業を始め、青森県にイオン柏ショッピングセンターを開業します。
  4. 2001〜2002年社名をイオンモールに変え、東京証券取引所に上場します。

日本空港ビルデング

  1. 1953〜1955年民間資本による新ターミナルビル建設のために設立され、東京国際空港ターミナルビルを開館します。
  2. 1993年羽田空港の第1ターミナルを開館します。
  3. 2004年羽田空港の第2ターミナルを開館します。
  4. 2010年羽田空港の新国際線ターミナル(⁠今の第3ターミナル)の供用が始まります。

いま何に賭けているか

イオンモール

経営理念は『⁠イオンモールは、地域とともに「⁠暮らしの未来」をつくるLife Design Developerです。』です。2030年ビジョン「⁠イオンモールは、地域共創業へ。」を掲げ、2026〜2030年度の中期経営計画では「⁠イオングループを事業・収益面で牽引する、総合商業ディベロッパーへの進化」などを基本方針にしています。

日本空港ビルデング

経営の基本理念は「⁠公共性と企業性の調和」です。会社は、羽田空港の発着便数が上限水準に達し、需要安定期に移りつつあるとしています。新しい長期ビジョンで、自らを「⁠需要享受型」の空港ターミナル会社から、需要を自ら生み出す「⁠需要創造型」の空港の要(⁠Anchor Role)へと再定義しました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本空港ビルデング。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い日本空港ビルデングのほうが景気の波に強い。

よくある質問

イオンモールと日本空港ビルデングはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はイオンモールが10.8時間、日本空港ビルデングが14.5時間。イオンモールのほうが月3.7時間少ない。
イオンモールと日本空港ビルデングはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はイオンモールが56.6点、日本空港ビルデングが70.1点で、日本空港ビルデングが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく