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ニフコと東プレの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はニフコが約568万円、東プレが約586万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はニフコが3,526億円、東プレが3,788億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合はニフコが14.5%、東プレが9.4%で、ニフコのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ニフコ東プレ
働きやすさの点数60.2点(⁠A-)65.5点(⁠A)
平均年収746万円(⁠42.5歳)719万円(⁠39.4歳)
30歳換算年収約568万円約586万円
月の平均残業25.7時間未公表
有給取得率78.6%未公表
平均勤続年数15.6年15年
売上高3,526億円3,788億円
売上に対する利益の割合14.5%(⁠経常利益)9.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.24倍1.62倍
従業員数(⁠単体)1,412人1,575人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはニフコが1.24倍、東プレが1.62倍で、勢いは東プレが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はニフコが60.2点、東プレが65.5点で、東プレが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ニフコ

ニフコは、自動車の内装・外装部品や工業用プラスチック・ファスナーなどのエンジニアリングプラスチック製品をつくる会社です。ベッドのシモンズも子会社です。1967年に日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で、日本工業ファスナーとして設立されました。

売上高は約3,526億円です。事業は、合成樹脂成形品(⁠工業用プラスチック・ファスナー、精密成形部品、金型)と、ベッド及び家具(⁠シモンズ)の2つです。

東プレ

東プレは、自動車のプレス部品、冷凍・冷蔵車、空調機器、電子機器をつくる会社です。1935年に東京で東京プレス工業として設立され、プレス加工から始まりました。

売上高は約3,788億円です。事業は、プレス関連製品(⁠プレス部品、金型)、定温物流関連(⁠冷凍・冷蔵車)、その他(⁠空調機器、電子機器、輸送)です。

歴史の違い

ニフコ

  1. 1967〜1970年日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で日本工業ファスナーを設立し、ニフコに社名を変えます。
  2. 1979〜1984年東京証券取引所に上場し、台湾に合弁会社をつくります。
  3. 1985〜1996年韓国、米国、香港、タイ、英国、マレーシア、シンガポール、中国で会社を設立・買収します。
  4. 1996年ジャパンタイムズとシモンズを子会社にします。

東プレ

  1. 1935年東京都江東区で東京プレス工業を設立し、プレス加工を始めます。
  2. 1968〜1970年冷凍・冷蔵車業界と空調機器業界に進出します。
  3. 1983〜1985年電子機器業界に進出し、社名を東プレに変えます。
  4. 2002〜2017年米国、中国、タイ、メキシコ、インドにプレス部品の会社をつくります。

いま何に賭けているか

ニフコ

長期ビジョン(⁠NIFCO GROUP VISION 2035)は「⁠”アイデア”を”カタチ”にする会社」で、「⁠世界のMobility社会をリードする”Great”Company」を目指しています。独立系の自動車部品メーカーとして、自動車の内外装、ADAS部品、電動車のパワートレイン関連部品などを伸ばすとしています。2026年度から、目標を固定した「⁠固定型中期経営計画」に切り替えました。

東プレ

東プレグループの使命は「⁠卓越した技術を駆使して製品・サービスを創造し、社会に貢献すること」です。2035年に創立100周年を迎えます。会社は、一部の自動車メーカーが電動化の投資や戦略を見直す動きに柔軟に対応するとし、冷凍車ではカーボンニュートラルや電動車両への対応が喫緊の課題だとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東プレ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いニフコのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ニフコと東プレはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はニフコが約568万円、東プレが約586万円。ほぼ同じ水準。
ニフコと東プレはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はニフコが60.2点、東プレが65.5点で、東プレが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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