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ニフコとミツバの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はニフコが約568万円、ミツバが約455万円。ニフコのほうが約113万円高い。
  • 月の平均残業はニフコが25.7時間、ミツバが12.1時間。ミツバのほうが月13.6時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はニフコが78.6%、ミツバが72.5%。

数字で比べる

ニフコミツバ
働きやすさの点数60.2点(⁠A-)68点(A+)
平均年収746万円(⁠42.5歳)596万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約568万円約455万円
月の平均残業25.7時間12.1時間
有給取得率78.6%72.5%
平均勤続年数15.6年19.1年
売上高3,526億円3,486億円
売上に対する利益の割合14.5%(⁠経常利益)6.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.24倍1.22倍
従業員数(⁠単体)1,412人3,328人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はニフコが3,526億円、ミツバが3,486億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合はニフコが14.5%、ミツバが6.9%で、ニフコのほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はニフコが60.2点、ミツバが68点で、ミツバが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ニフコ

ニフコは、自動車の内装・外装部品や工業用プラスチック・ファスナーなどのエンジニアリングプラスチック製品をつくる会社です。ベッドのシモンズも子会社です。1967年に日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で、日本工業ファスナーとして設立されました。

売上高は約3,526億円です。事業は、合成樹脂成形品(⁠工業用プラスチック・ファスナー、精密成形部品、金型)と、ベッド及び家具(⁠シモンズ)の2つです。

ミツバ

ミツバは、ワイパーシステム、スターターモーター、ファンモーター、パワーウインドウモーターなどをつくる輸送用機器関連の会社です。1946年に群馬県桐生市で三ツ葉電機製作所として従業員9名で設立され、自転車用発電ランプから始まりました。

売上高は約3,486億円です。事業は、輸送用機器関連(⁠ワイパーシステム、各種モーターなど)、情報サービス(⁠両毛システムズによるシステム開発など)、その他(⁠電気工事など)です。

歴史の違い

ニフコ

  1. 1967〜1970年日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で日本工業ファスナーを設立し、ニフコに社名を変えます。
  2. 1979〜1984年東京証券取引所に上場し、台湾に合弁会社をつくります。
  3. 1985〜1996年韓国、米国、香港、タイ、英国、マレーシア、シンガポール、中国で会社を設立・買収します。
  4. 1996年ジャパンタイムズとシモンズを子会社にします。

ミツバ

  1. 1946年群馬県桐生市で三ツ葉電機製作所を設立し、自転車用発電ランプの生産販売を始めます。
  2. 1951〜1960年自動車用ホーン、ワイパーモーター、小型二輪車用スターターの生産販売を始めます。
  3. 1986〜1989年米国に現地法人をつくり、東証2部に上場して1部に指定されます。
  4. 1996年社名をミツバに変えます。

いま何に賭けているか

ニフコ

長期ビジョン(⁠NIFCO GROUP VISION 2035)は「⁠”アイデア”を”カタチ”にする会社」で、「⁠世界のMobility社会をリードする”Great”Company」を目指しています。独立系の自動車部品メーカーとして、自動車の内外装、ADAS部品、電動車のパワートレイン関連部品などを伸ばすとしています。2026年度から、目標を固定した「⁠固定型中期経営計画」に切り替えました。

ミツバ

中期経営計画で「⁠モビリティ社会の期待に応え持続的成長企業へ」をスローガンに、モビリティ進化への対応、経営基盤の強化、財務体質の健全化を柱にしています。会社は、電動化分野で新しいビジネスチャンスが広がる一方、新しいプレイヤーの出現でシェアが減っている国もあるとし、インドなどの成長国でシェア拡大を図るとしています。2026年度に新規ビジネス室を新設しました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならニフコ、時間のゆとりを取るならミツバ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いニフコのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ニフコとミツバはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はニフコが約568万円、ミツバが約455万円。ニフコのほうが約113万円高い。
ニフコとミツバはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はニフコが25.7時間、ミツバが12.1時間。ミツバのほうが月13.6時間少ない。
ニフコとミツバはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はニフコが60.2点、ミツバが68点で、ミツバが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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