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スクウェア・エニックス・ホールディングスとバンダイナムコホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゲームの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はスクウェア・エニックス・ホールディングスが約889万円、バンダイナムコホールディングスが約716万円。スクウェア・エニックス・ホールディングスのほうが約173万円高い。
  • 売上高はスクウェア・エニックス・ホールディングスが2,977億円、バンダイナムコホールディングスが1.35兆円で、バンダイナムコホールディングスが約4.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はスクウェア・エニックス・ホールディングスが21.7%、バンダイナムコホールディングスが15.0%で、スクウェア・エニックス・ホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

スクウェア・エニックス・ホールディングスバンダイナムコホールディングス
働きやすさの点数58点(B)65.1点(⁠A)
平均年収1,315万円(⁠48歳)984万円(⁠44.6歳)
30歳換算年収約889万円約716万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数5.9年16.7年
売上高2,977億円1.35兆円
売上に対する利益の割合21.7%(⁠経常利益)15.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び0.81倍1.52倍
従業員数(⁠単体)26人80人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはスクウェア・エニックス・ホールディングスが0.81倍、バンダイナムコホールディングスが1.52倍で、勢いはバンダイナムコホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はスクウェア・エニックス・ホールディングスが58点、バンダイナムコホールディングスが65.1点で、バンダイナムコホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

スクウェア・エニックス・ホールディングス

スクウェア・エニックス・ホールディングスは、エニックスとスクウェアが2003年に合併してできたゲーム会社の持株会社です。ゲームの開発・販売を中心に、タイトーのアミューズメント施設や業務用ゲーム機、コミックの出版、キャラクターグッズなどのライセンスも手がけています。

売上高は約2,977億円です。事業は、デジタルエンタテインメント(⁠ゲーム)、アミューズメント(⁠タイトー)、出版(⁠コミック単行本、ゲーム関連書籍、定期刊行誌)、ライツ・プロパティ等(⁠グッズなどの二次的著作物)の4つです。

バンダイナムコホールディングス

バンダイナムコホールディングスは、おもちゃのバンダイと、ゲーム・アミューズメント施設のナムコが2005年に経営統合してできた会社です。キャラクターなどのIP(⁠知的財産)を軸に、玩具・ホビー、ゲーム、アニメ・音楽、アミューズメント施設を組み合わせて展開しています。

売上高は約1.35兆円です。事業は、トイホビー(⁠玩具・ホビー)、デジタル(⁠ゲーム)、映像音楽(⁠アニメ・音楽・ライブ)、アミューズメント(⁠施設・機器)の4つです。

歴史の違い

スクウェア・エニックス・ホールディングス

  1. 1975〜1982年エニックスの前身となる会社がつくられ、1982年にエニックスに社名を変えます。
  2. 2003年エニックスとスクウェアが合併し、スクウェア・エニックスになります。
  3. 2005年タイトーを連結子会社にし、アミューズメント事業を持つようになります。
  4. 2008〜2009年持株会社体制に移り、2009年にはEidos plcを完全子会社にします。

バンダイナムコホールディングス

  1. 1950年萬代屋(⁠のちのバンダイ)が設立され、セルロイド製の玩具の販売を始めます。
  2. 1955年中村製作所(⁠のちのナムコ)が設立され、百貨店などで遊園施設の経営を始めます。
  3. 2005年バンダイとナムコが経営統合し、共同持株会社のバンダイナムコホールディングスを設立します。
  4. 2006〜2009年バンダイのゲーム事業をナムコに移し、バンプレストのゲーム事業やバンダイネットワークスも統合します。

いま何に賭けているか

スクウェア・エニックス・ホールディングス

中期経営計画(⁠2025年3月期〜2027年3月期)を「⁠Square Enix Reboots and Awakens〜さらなる成長に向けた再起動の3年間〜」と名づけています。前の計画で見えた課題として、HDゲーム事業の低収益性、スマートデバイス等の成長減速、ポートフォリオ管理の不十分さを挙げ、ゲーム開発では「⁠量から質への転換」を進めるとしています。

バンダイナムコホールディングス

2025年4月から3カ年の中期計画を進めています。パーパス「⁠Fun for All into the Future」のもと、中長期ビジョン「⁠Connect with Fans」を掲げ、グローバル市場で「⁠IP軸戦略」をさらに強く推進するとしています。共通テーマは「⁠さらなる事業規模の拡大」「⁠新たな事業の柱の獲得」「⁠長期利益を生み出す体制構築」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいバンダイナムコホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いスクウェア・エニックス・ホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

スクウェア・エニックス・ホールディングスとバンダイナムコホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はスクウェア・エニックス・ホールディングスが約889万円、バンダイナムコホールディングスが約716万円。スクウェア・エニックス・ホールディングスのほうが約173万円高い。
スクウェア・エニックス・ホールディングスとバンダイナムコホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はスクウェア・エニックス・ホールディングスが58点、バンダイナムコホールディングスが65.1点で、バンダイナムコホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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