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バンダイナムコホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、バンダイナムコホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. バンダイナムコホールディングスはどんな会社か

バンダイナムコホールディングスは、おもちゃのバンダイと、ゲーム・アミューズメント施設のナムコが2005年に経営統合してできた会社です。キャラクターなどのIP(⁠知的財産)を軸に、玩具・ホビー、ゲーム、アニメ・音楽、アミューズメント施設を組み合わせて展開しています。

いまの状況:2025年4月から3カ年の中期計画を進めています。

転機:2006〜2009年 バンダイのゲーム事業をナムコに移し、バンプレストのゲーム事業やバンダイネットワークスも統合します/2018〜2022年 バンダイのハイターゲット向け事業とバンプレストの景品事業をBANDAI SPIRITSにまとめ、サンライズ(⁠今のバンダイナムコフィルムワークス)に映像事業を集めます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.35兆円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中8位。
売上に対する経常利益の割合15.0%業界中央値7.6%より7.4ポイント高い。
売上の4年の伸び1.52倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)80人4年で3.48倍。
30歳換算年収約716万円業界中央値は約505万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはバンダイナムコホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 一つのIP(⁠キャラクターや作品)を、玩具、ゲーム、映像、施設など複数の事業で展開する「⁠IP軸戦略」が経営の中心です。2022年には、映像制作のサンライズにバンダイナムコアーツの映像事業を集め、バンダイナムコフィルムワークスにしています。
  • 中長期ビジョン「⁠Connect with Fans」の「⁠Fans」には、IPファンだけでなく、パートナー、株主、グループ社員、社会まで含まれています。新規のFansとは「⁠広く」、既存のFansとは「⁠深く」つながることを目指しています。
  • 社員約1.1万人のうち、トイホビーが約4,000人、デジタル(⁠ゲーム)が約3,100人です。欧州、アジア、中国本土(⁠2017年設立)に地域統括会社を置いています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

バンダイナムコホールディングスは、上場260社の中で売上8位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠Connect with Fans」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

バンダイナムコホールディセイコーエプソン味の素コニカミノルタ
売上高1.35兆円1.41兆円1.58兆円1.09兆円
利益率15.0%(⁠経常)3.5%(⁠税引前)12.4%(⁠税引前)4.0%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.52倍1.25倍1.38倍1.19倍
30歳換算年収716万円611万円791万円591万円
月の残業未公表未公表10.1時間17.9時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

[育成について]IP軸戦略をグローバルで推進するために、地域やユニットの壁を超え、グループが一体となって事業に取り組むALL BANDAI NAMCOによる一体感醸成とグローバルで活躍する人材の育成を重要視しています。具体的には、グループを牽引する人材の育成については、事業や地域をまたいだグループ横断研修を実施するとともに、事業特性に応じた専門的分野については事業軸で取組みを行う等、グループを横断した取組みと事業軸での取組みの二軸で育成を推進しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・創造・共創・デジタル

会社自身が挙げているリスク

グループを横断する、サステナビリティに関する考え方及び取組、各事業。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • トイホビー事業:4,033人(⁠39%)
  • デジタル事業:3,077人(⁠30%)
  • 映像音楽事業:1,319人(⁠13%)
  • アミューズメント事業:1,867人(⁠18%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠Connect with Fans」。
当社の課題は
会社自身は「⁠グループを横断する」「⁠サステナビリティに関する考え方及び取組」「⁠各事業」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Fun for All into the Future」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠グループを横断する」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い