トップ › 会社比較 › エンタメ・レジャー › サンリオとハピネット

サンリオとハピネットの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。エンタメ・レジャーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はサンリオが約601万円、ハピネットが約632万円。ハピネットのほうが約31万円高い。
  • 売上高はサンリオが1,941億円、ハピネットが4,391億円で、ハピネットが約2.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はサンリオが40.9%、ハピネットが3.6%で、サンリオのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

サンリオハピネット
働きやすさの点数65.9点(⁠A)63.9点(⁠A-)
平均年収700万円(⁠37歳)769万円(⁠39歳)
30歳換算年収約601万円約632万円
月の平均残業13.6時間未公表
有給取得率77.8%未公表
平均勤続年数13.4年13年
売上高1,941億円4,391億円
売上に対する利益の割合40.9%(⁠経常利益)3.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び3.68倍1.55倍
従業員数(⁠単体)1,423人512人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはサンリオが3.68倍、ハピネットが1.55倍で、勢いはサンリオが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はサンリオが65.9点、ハピネットが63.9点で、サンリオが上回る。

何で稼いでいるかの違い

サンリオ

サンリオは、ハローキティなどのキャラクターを他社の商品に使う権利(⁠商品化権)の許諾と、ギフト商品の企画・販売、テーマパーク(⁠サンリオピューロランド、ハーモニーランド)を手がける会社です。1960年に山梨シルクセンターとして始まりました。

売上高は約1,941億円、経常利益は約793億円です。事業は地域ごとに、日本、欧州、北米、南米、アジアに分かれ、主な収益はキャラクターの使用許諾(⁠プロダクトライセンス)とギフト商品の販売です。

ハピネット

ハピネットは、玩具、トレーディングカード、映像・音楽ソフト、ビデオゲームなどの卸売と、玩具自動販売機の設置・運営などを手がける会社です。その他の関係会社はバンダイナムコホールディングスです。1969年に東京都北区でトウショウとして設立されました。

売上高は約4,391億円です。事業は、玩具、映像音楽(⁠映像作品の企画・製作・配給も含む)、ビデオゲーム、アミューズメント(⁠玩具自動販売機、カプセル玩具専門店など)の4つです。

歴史の違い

サンリオ

  1. 1960年山梨シルクセンターが設立され、贈り物用品の企画・販売を始めます。
  2. 1974〜1976年自社開発のキャラクターを使ったギフト商品を発売し、1976年にキャラクターの使用許諾業務を始めます。
  3. 1976〜1987年米国、西ドイツ、ブラジルに子会社をつくり、海外に広がります。
  4. 1990〜1991年東京都多摩市に「⁠サンリオピューロランド」、大分県に「⁠ハーモニーランド」を開きます。

ハピネット

  1. 1969〜1991年トウショウを設立し、ダイリン、セイコーと合併して社名をハピネットに変えます。
  2. 1994年バンダイの関連会社になります。
  3. 1998〜2000年東証2部に上場し、東証1部に指定されます。
  4. 2019〜2020年イリサワとファントム・フィルムの株式を取得します。

いま何に賭けているか

サンリオ

会社は、業績の変動性(⁠ボラティリティ)が高いことを課題とし、欧米での話題性を高める映像などへの投資、ファンのエンゲージメント向上、他社IPやクリエイターを巻き込んだIPプラットフォームの構築を進めるとしています。キャラクターを一時のブームに左右されない「⁠グローバルでEvergreenなIP」にすることを目指しています。

ハピネット

グループビジョンは「⁠ハピネス・ネットワーキングを展開し、エンタテインメント・スタイルの創造により人々に感動を提供し、夢のある明日をつくります。」です。長期ビジョンは「⁠エンタテインメントの可能性を追求し、“from”ハピネットで世界をワクワクさせるクリエイティブカンパニー」です。会社は、玩具は大人需要を捉えた商品が好調で、カプセル玩具市場は大人需要やインバウンド需要を取り込んで伸びているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいサンリオ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いサンリオのほうが景気の波に強い。

よくある質問

サンリオとハピネットはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はサンリオが約601万円、ハピネットが約632万円。ハピネットのほうが約31万円高い。
サンリオとハピネットはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はサンリオが65.9点、ハピネットが63.9点で、サンリオが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく