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LIXILとYKKの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業はLIXILが16.1時間、YKKが11.5時間。YKKのほうが月4.6時間少ない。
  • 売上高はLIXILが1.51兆円、YKKが9,926億円で、LIXILが約1.5倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはLIXILが1.06倍、YKKが1.25倍で、勢いはYKKが上。

数字で比べる

LIXILYKK
働きやすさの点数59.6点(⁠B)66.3点(⁠A)
平均年収730万円(⁠46.2歳)—
30歳換算年収約513万円—
月の平均残業16.1時間11.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19.5年31.1年
売上高1.51兆円9,926億円
売上に対する利益の割合1.0%(⁠税引前利益)5.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.06倍1.25倍
従業員数(⁠単体)15,128人4,491人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はLIXILが59.6点、YKKが66.3点で、YKKが上回る。

何で稼いでいるかの違い

LIXIL

LIXILは、トイレ・水栓・浴室などの水回り設備と、サッシ・玄関ドア・シャッターなどの建材をつくる住宅設備メーカーです。2011年にトステム、INAXなど国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生し、ドイツのGROHE、米国のAmerican Standardも傘下に持っています。

売上高は約1.51兆円です。事業は、ウォーターテクノロジー(⁠衛生機器、温水洗浄便座、水栓金具、浴槽、ユニットバス、タイルなど)、ハウジングテクノロジー(⁠サッシ、玄関ドア、シャッター、カーテンウォールなど)、リビングの3つです。

YKK

YKKは、ファスナーなどのファスニング製品と、窓・サッシ・カーテンウォールなどの建材(⁠YKK AP)をつくる会社です。1934年に吉田忠雄が東京・日本橋でサンエス商会を創設し、ファスナーの製造・販売を始めました。2026年3月にパナソニック ハウジングソリューションズの株式80%を取得し、住宅設備の事業も加わりました。

売上高は約9,926億円です。事業は、ファスニング、AP(⁠建材の製造・販売、窓・サッシの工事など)、HS(⁠住宅設備、内装・外装建材)、その他(⁠オーストラリアでのアルミ製錬など)です。

歴史の違い

LIXIL

  1. 1949年日本建具工業(⁠のちのトステム)が創設されます。
  2. 1967〜1985年アルミサッシの一貫工場を建て、ビル建材や厨房事業に進出します。
  3. 2001年純粋持株会社のINAXトステム・ホールディングスに移り、INAXを子会社にします。
  4. 2011年国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合し、LIXILが誕生します。

YKK

  1. 1934年吉田忠雄が東京・日本橋にサンエス商会を創設し、ファスナーの製造・販売を始めます。
  2. 1946〜1955年「⁠YKK」の商標を定め、黒部工場を稼働させます。
  3. 1959年ニュージーランドに現地法人をつくり、以後世界各地にファスナーの会社を設立します。
  4. 1994年社名を吉田工業からYKKに変えます。

いま何に賭けているか

LIXIL

Purposeは「⁠世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」です。経営の基本方針「⁠LIXIL Playbook」に基づき、米国事業のターンアラウンド、GROHEブランドの成長、日本のリフォーム事業の強化、差別化商品の開発を優先課題にしてきたとしています。

YKK

“他人の利益を図らずして自らの繁栄はない”という考えに基づくYKK精神「⁠善の巡環」を、全事業を貫く精神的支柱にしています。経営理念は「⁠更なるCORPORATE VALUEを求めて」です。ファスニング、AP、HSの3事業を中核とする新しい体制になり、YKK APとパナソニック ハウジングソリューションズの強みを融合してシナジーを生み出すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいYKK。

よくある質問

LIXILとYKKはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はLIXILが16.1時間、YKKが11.5時間。YKKのほうが月4.6時間少ない。
LIXILとYKKはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はLIXILが59.6点、YKKが66.3点で、YKKが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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