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LIXILとリンナイの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はLIXILが約513万円、リンナイが約586万円。リンナイのほうが約73万円高い。
  • 月の平均残業はLIXILが16.1時間、リンナイが18時間。大きな差はない。
  • 売上高はLIXILが1.51兆円、リンナイが4,704億円で、LIXILが約3.2倍の規模。

数字で比べる

LIXILリンナイ
働きやすさの点数59.6点(⁠B)58.9点(⁠B)
平均年収730万円(⁠46.2歳)741万円(⁠40.8歳)
30歳換算年収約513万円約586万円
月の平均残業16.1時間18時間
有給取得率未公表72.6%
平均勤続年数19.5年14年
売上高1.51兆円4,704億円
売上に対する利益の割合1.0%(⁠税引前利益)12.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.06倍1.28倍
従業員数(⁠単体)15,128人3,470人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはLIXILが1.06倍、リンナイが1.28倍で、勢いはリンナイが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はLIXILが59.6点、リンナイが58.9点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

LIXIL

LIXILは、トイレ・水栓・浴室などの水回り設備と、サッシ・玄関ドア・シャッターなどの建材をつくる住宅設備メーカーです。2011年にトステム、INAXなど国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生し、ドイツのGROHE、米国のAmerican Standardも傘下に持っています。

売上高は約1.51兆円です。事業は、ウォーターテクノロジー(⁠衛生機器、温水洗浄便座、水栓金具、浴槽、ユニットバス、タイルなど)、ハウジングテクノロジー(⁠サッシ、玄関ドア、シャッター、カーテンウォールなど)、リビングの3つです。

リンナイ

リンナイは、ガス給湯器、ガスコンロ、暖房機器などの熱機器をつくる会社です。1920年に内藤秀次郎と林兼吉が名古屋で「⁠林内商会」を創設しました。米国、オーストラリア、中国、韓国、インドネシアなどでも製造・販売しています。

売上高は約4,704億円です。熱機器の製品・部品を、国内では都市ガス会社、プロパン燃料販売会社、住設機器メーカー、ハウスメーカーなどに売っています。

歴史の違い

LIXIL

  1. 1949年日本建具工業(⁠のちのトステム)が創設されます。
  2. 1967〜1985年アルミサッシの一貫工場を建て、ビル建材や厨房事業に進出します。
  3. 2001年純粋持株会社のINAXトステム・ホールディングスに移り、INAXを子会社にします。
  4. 2011年国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合し、LIXILが誕生します。

リンナイ

  1. 1920年内藤秀次郎と林兼吉が林内商会を創設し、ガス器具・石油器具の製造販売を始めます。
  2. 1957年ドイツのシュバンク社と技術提携し、赤外線ガスバーナーを製造します。
  3. 1971〜1974年社名をリンナイに変え、オーストラリア、韓国、米国に子会社をつくります。
  4. 2016年給湯機器のガスターを連結子会社にします。

いま何に賭けているか

LIXIL

Purposeは「⁠世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」です。経営の基本方針「⁠LIXIL Playbook」に基づき、米国事業のターンアラウンド、GROHEブランドの成長、日本のリフォーム事業の強化、差別化商品の開発を優先課題にしてきたとしています。

リンナイ

原点思想は「⁠品質こそ我らが命」です。中期経営計画「⁠accelerate 2030」(⁠2026〜2030年度)で、2030年度に売上高6,200億円、営業利益700億円、ROE10.0%を目指しています。会社は、日本ではオール電化住宅が増えていること、米国では2029年にエネルギー省が給湯機器の省エネ基準を強化することを経営環境として挙げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいリンナイ。

よくある質問

LIXILとリンナイはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はLIXILが約513万円、リンナイが約586万円。リンナイのほうが約73万円高い。
LIXILとリンナイはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はLIXILが16.1時間、リンナイが18時間。大きな差はない。
LIXILとリンナイはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はLIXILが59.6点、リンナイが58.9点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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