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キヤノンマーケティングジャパンとTISIの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はキヤノンマーケティングジャパンが約569万円、TISIが約667万円。TISIのほうが約98万円高い。
  • 月の平均残業はキヤノンマーケティングジャパンが11.4時間、TISIが11.5時間。大きな差はない。
  • 売上高はキヤノンマーケティングジャパンが6,798億円、TISIが5,965億円で、規模は近い。

数字で比べる

キヤノンマーケティングジャパンTISI
働きやすさの点数65.5点(⁠A)64.9点(⁠A)
平均年収849万円(⁠48.4歳)829万円(⁠40歳)
30歳換算年収約569万円約667万円
月の平均残業11.4時間11.5時間
有給取得率未公表64%
平均勤続年数21年13.9年
売上高6,798億円5,965億円
売上に対する利益の割合8.8%(⁠経常利益)12.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.23倍1.24倍
従業員数(⁠単体)4,563人6,066人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はキヤノンマーケティングジャパンが8.8%、TISIが12.8%で、TISIのほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はキヤノンマーケティングジャパンが65.5点、TISIが64.9点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

キヤノンマーケティングジャパン

キヤノンマーケティングジャパン(⁠キヤノンMJ)は、キヤノン製品の日本国内での販売・サービス・マーケティングを担う会社です。独自事業として、ITソリューション、半導体製造関連装置などの産業機器、医療情報システムなどのヘルスケアも手がけています。

売上高は約6,798億円です。事業は、コンスーマ(⁠デジタルカメラやインクジェットプリンターなど個人向け)、エンタープライズ(⁠大手・中堅企業向けのITソリューションとキヤノン製品)、エリア(⁠全国の中小企業向け)、プロフェッショナル(⁠印刷業、半導体メーカー、病院などの専門領域)の4つです。

TISI

TISは、企業や金融機関、官公庁向けのシステム開発、アウトソーシング・クラウドサービス、ITソリューションを提供するITサービス会社です。2008年にTISとインテックホールディングスが経営統合して、共同持株会社ITホールディングスを設立したのが今の会社の始まりです。

売上高は約5,965億円です。事業は、オファリングサービス、BPM(⁠ビジネスプロセスのアウトソーシングなど)、金融IT、産業IT、広域ITソリューション(⁠インテックなど)の5つです。

歴史の違い

キヤノンマーケティングジャパン

  1. 1968年キヤノンの事務機営業部門を母体に、キヤノン事務機販売が設立されます。
  2. 1971年キヤノンカメラ販売などを合併し、キヤノン販売になります。
  3. 2003〜2008年住友金属システムソリューションズ、アルゴ21を買収し、キヤノンITソリューションズをつくります。
  4. 2006年社名をキヤノンマーケティングジャパンに変えます。

TISI

  1. 2008年TISとインテックホールディングスが経営統合し、ITホールディングスを設立して東証1部に上場します。
  2. 2009〜2011年ソランを完全子会社にし、TISがソランとユーフィットを吸収合併します。
  3. 2015年アグレックスを完全子会社にします。
  4. 2016年TISを吸収合併して事業持株会社になり、社名をTISに変えます。

いま何に賭けているか

キヤノンマーケティングジャパン

2024年1月に「⁠未来マーケティング企業」を宣言し、パーパス「⁠想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を公表しました。「⁠2026-2030 長期経営構想」で2030ビジョン「⁠人と技術の力で明日を切り拓く事業創造企業グループ」を掲げ、ICTを軸としたサービス型事業の拡大を基本戦略にしています。

TISI

グループ基本理念は「⁠OUR PHILOSOPHY」、ブランドメッセージは「⁠ITで、社会の願い叶えよう。」です。「⁠グループビジョン2032」で「⁠社会に、多彩に、グローバルに」をテーマに、社会性と革新性を併せ持つ先進的なグローバルITグループを目指しています。会社は、国内企業のIT投資需要は引き続き旺盛で、良好な事業環境が続くと見ています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いTISIのほうが景気の波に強い。

よくある質問

キヤノンマーケティングジャパンとTISIはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はキヤノンマーケティングジャパンが約569万円、TISIが約667万円。TISIのほうが約98万円高い。
キヤノンマーケティングジャパンとTISIはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はキヤノンマーケティングジャパンが11.4時間、TISIが11.5時間。大きな差はない。
キヤノンマーケティングジャパンとTISIはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はキヤノンマーケティングジャパンが65.5点、TISIが64.9点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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