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サイボウズとインターネットイニシアティブの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はサイボウズが約626万円、インターネットイニシアティブが約635万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はサイボウズが11.2時間、インターネットイニシアティブが24.9時間。サイボウズのほうが月13.7時間少ない。
  • 売上高はサイボウズが374億円、インターネットイニシアティブが3,454億円で、インターネットイニシアティブが約9.2倍の規模。

数字で比べる

サイボウズインターネットイニシアティブ
働きやすさの点数56.6点(⁠B)48.6点(⁠C)
平均年収719万円(⁠36.4歳)747万円(⁠37.5歳)
30歳換算年収約626万円約635万円
月の平均残業11.2時間24.9時間
有給取得率未公表73.5%
平均勤続年数6.8年8.6年
売上高374億円3,454億円
売上に対する利益の割合27.6%(⁠経常利益)10.2%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び2.02倍1.53倍
従業員数(⁠単体)1,080人3,174人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはサイボウズが2.02倍、インターネットイニシアティブが1.53倍で、勢いはサイボウズが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はサイボウズが56.6点、インターネットイニシアティブが48.6点で、サイボウズが上回る。

何で稼いでいるかの違い

サイボウズ

サイボウズは、会社の中の情報共有を助けるソフト(⁠グループウェア)を、毎月の利用料で提供している会社です。愛媛県松山市で生まれた会社で、主力の「⁠kintone(⁠キントーン)」は、プログラミングなしで自社の業務アプリを作れるサービスとして広く使われています。

売上高は約374億円。お客さんは企業で、使う人数やサービスに応じて毎月・毎年の利用料を払います。いわゆる「⁠サブスクリプション」型なので、一度契約した会社が使い続けてくれるほど、売上が積み上がっていきます。

インターネットイニシアティブ

インターネットイニシアティブ(⁠IIJ)は、日本のインターネットサービスプロバイダーの先駆けとして1992年に設立された会社です。主に法人や官公庁向けに、インターネット接続、クラウドなどのアウトソーシング、WAN、システムインテグレーションを提供しています。銀行ATMの運営事業(⁠トラストネットワークス)も持っています。

売上高は約3,454億円です。事業は、ネットワークサービス及びSI(⁠インターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーション、機器販売)と、ATM運営の2つです。

歴史の違い

サイボウズ

  1. 1997年愛媛県松山市で創業し、すぐに中小企業向けのグループウェア「⁠サイボウズ Office」を発売します。
  2. 2000年創業からわずか3年で東証マザーズに上場し、本社を東京に移します。
  3. 2005〜2006年多くの会社を買収して事業を広げますが、その後の数年で多くを売却・整理します。
  4. 2011年自社で作ったクラウドの基盤「⁠cybozu.com」の上で「⁠kintone」などの提供を始めます。

インターネットイニシアティブ

  1. 1992〜1993年日本でのインターネットの商用化を目的に設立され、インターネット接続サービスを始めます。
  2. 1997年NTTグループと合弁で、インターネットマルチフィードを設立します。
  3. 2003年NTTを主な引受先とする第三者割当増資で、NTTの持分法適用関連会社になります。
  4. 2008〜2009年MVNOとして法人向けモバイルデータ通信を始め、クラウドサービス「⁠IIJ GIO」を始めます。

いま何に賭けているか

サイボウズ

中小企業から大企業まで新しいお客さんを増やしつつ、すでに使っている会社で「⁠一部の部署」から「⁠全社」へ利用を広げてもらうことに力を入れています。海外での事業拡大も、会社自身が挙げている課題です。

インターネットイニシアティブ

社名のとおり、インターネットの技術革新をリードし、ネットワーク社会の発展に貢献することを経営理念にしています。中期計画(⁠2024〜2026年度)で、2027年3月期に売上高3,850億円を見込み、中長期では連結売上高5,000億円規模を目指しています。営業利益は当初目標460億円に対し、385億円の見通しです。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいサイボウズ。

よくある質問

サイボウズとインターネットイニシアティブはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はサイボウズが約626万円、インターネットイニシアティブが約635万円。ほぼ同じ水準。
サイボウズとインターネットイニシアティブはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はサイボウズが11.2時間、インターネットイニシアティブが24.9時間。サイボウズのほうが月13.7時間少ない。
サイボウズとインターネットイニシアティブはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はサイボウズが56.6点、インターネットイニシアティブが48.6点で、サイボウズが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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