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村田製作所と太陽誘電の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は村田製作所が約667万円、太陽誘電が約515万円。村田製作所のほうが約152万円高い。
  • 売上高は村田製作所が1.83兆円、太陽誘電が3,553億円で、村田製作所が約5.2倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数は村田製作所が66.6点、太陽誘電が57.9点で、村田製作所が上回る。

数字で比べる

村田製作所太陽誘電
働きやすさの点数66.6点(⁠A)57.9点(⁠B)
平均年収838万円(⁠40.5歳)662万円(⁠41.5歳)
30歳換算年収約667万円約515万円
月の平均残業16.1時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.8年16.4年
売上高1.83兆円3,553億円
売上に対する利益の割合16.9%(⁠税引前利益)6.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び—1.02倍
従業員数(⁠単体)11,174人2,803人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

村田製作所

村田製作所は、スマートフォンや自動車に欠かせない電子部品、とくにコンデンサを中心とする部品メーカーです。1944年に京都でセラミックコンデンサの製造から始まり、今も素材から自社でつくるのが強みです。

売上高は約1.83兆円です。事業は、コンポーネント(⁠コンデンサ、インダクタ、ノイズ除去フィルタなど)、デバイス・モジュール(⁠高周波モジュール、表面波フィルタ、リチウムイオン電池、センサなど)、その他の3つです。

太陽誘電

太陽誘電は、コンデンサ、インダクタ、複合デバイスなどの電子部品をつくる会社です。1950年に東京で設立され、磁器コンデンサの生産を始めました。国内の工場や、中国、マレーシア、フィリピン、韓国などの海外の製造会社で生産しています。

売上高は約3,553億円です。電子部品事業の単一セグメントで、国内外のセットメーカーなどに売っています。

歴史の違い

村田製作所

  1. 1944年村田昭が京都で個人経営の村田製作所を創業し、セラミックコンデンサの製造を始めます。
  2. 1960年代本社を長岡京市に移し、福井村田製作所に資本参加。
  3. 1970〜1990年代シンガポール、台湾、タイ、マレーシア、中国に生産・販売会社をつくり、北陸・中国地方に国内の生産会社を次々に設立します。
  4. 2012〜2017年ルネサスのパワーアンプ事業、アメリカのpSemi(⁠高周波半導体)、ソニーの電池事業を取得し、部品の種類を広げます。

太陽誘電

  1. 1950年東京都杉並区で太陽誘電を設立し、磁器コンデンサなどの生産を始めます。
  2. 1956〜1958年高崎工場と榛名工場をつくります。
  3. 1967〜1979年台湾、韓国、香港、米国、シンガポール、ドイツに会社をつくります。
  4. 1988〜1999年フィリピン、マレーシア、中国(⁠廣東)、韓国に製造会社をつくります。

いま何に賭けているか

村田製作所

長期構想「⁠Vision2030」で、ムラタのイノベーションで社会価値と経済価値の好循環を生み出すことを掲げ、「⁠基盤事業の深化とビジネスモデルの進化」と「⁠4つの経営変革の実行」を成長戦略にしています。価値提供の軸を、お客様への技術革新から社会課題の解決にも広げるとしています。

太陽誘電

2026年度からの「⁠中期経営計画2030」で、自動車、情報インフラ・産業機器を中心とした注力市場の売上比率を60%に高めることを目指し、5年間で2,700億円規模の設備投資を計画しています。会社は、とくにAIサーバーで小型・高性能の最先端電子部品が多く求められると見ています。

よくある質問

村田製作所と太陽誘電はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は村田製作所が約667万円、太陽誘電が約515万円。村田製作所のほうが約152万円高い。
村田製作所と太陽誘電はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は村田製作所が66.6点、太陽誘電が57.9点で、村田製作所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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