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村田製作所の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、村田製作所の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 村田製作所はどんな会社か

村田製作所は、スマートフォンや自動車に欠かせない電子部品、とくにコンデンサを中心とする部品メーカーです。1944年に京都でセラミックコンデンサの製造から始まり、今も素材から自社でつくるのが強みです。

いまの状況:長期構想「⁠Vision2030」で、ムラタのイノベーションで社会価値と経済価値の好循環を生み出すことを掲げ、「⁠基盤事業の深化とビジネスモデルの進化」と「⁠4つの経営変革の実行」を成長戦略にしています。

転機:2012〜2017年 ルネサスのパワーアンプ事業、アメリカのpSemi(⁠高周波半導体)、ソニーの電池事業を取得し、部品の種類を広げます/2021年 長期構想「⁠Vision2030」を策定し、「⁠Global No.1部品メーカー」をめざす姿に掲げます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.83兆円電機・電子部品製造業の上場202社中13位。
売上に対する税引前利益の割合16.9%業界中央値8.5%より8.4ポイント高い。
従業員数(⁠単体)11,174人4年で1.14倍。
30歳換算年収約667万円業界中央値は約531万円。
月の平均残業16.1時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは村田製作所の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 税引前利益率は約16.9%です。本体が材料と半製品をつくり、国内外の生産子会社で完成品にする体制で、社員約7.4万人のうち約4.3万人がコンデンサなどのコンポーネント事業にいます。
  • 社是の中核は「⁠独自の製品を供給して文化の発展に貢献する」、スローガンは「⁠Innovator in Electronics」です。会社はCS(⁠お客様満足)とES(⁠従業員満足)を価値観の原動力に挙げています。
  • 2012年にルネサスのパワーアンプ事業、2014年にアメリカのpSemi、2017年にソニーの電池事業を取得しました。コンデンサ以外の高周波モジュールや電池を広げてきた流れです。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社 村田製作所は、電子部品並びにその関連製品の開発及び製造販売を主力とする会社。上場202社の中で売上13位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠基盤事業の深化とビジネスモデルの進化」「⁠4つの経営変革の実行」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

村田製作所シャープミネベアミツミキオクシアホールディング
売上高1.83兆円1.89兆円1.66兆円2.34兆円
利益率16.9%(⁠税引前)3.1%(⁠経常)8.0%(⁠税引前)33.5%(⁠税引前)
4年の売上の伸び—0.76倍1.48倍1.53倍
30歳換算年収667万円570万円566万円919万円
月の残業16.1時間8時間6.7時間未公表

求める人物像

自律分散経営は、個人と組織それぞれに、自律性・進歩性・全体性を求めるものであり、それぞれの役割や期待を明確にしたものが「⁠個と組織の好循環モデル」です。個と組織のグローバルビジョン ・「⁠個と組織の好循環」モデル 2グローバル重点テーマ 個と組織のグローバルビジョンを実現していくための重点テーマとして「⁠ダイナミックな適所適材」「⁠未来変革リーダーの育成」「⁠個と組織の好循環モデルの実現」を掲げています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:グローバル・変革・イノベーション・成長・デジタル

会社自身が挙げているリスク

事業等、グローバルでの事業展開、為替変動、資金調達、環境規制、気候変動。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠基盤事業の深化とビジネスモデルの進化」「⁠4つの経営変革の実行」。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業等」「⁠グローバルでの事業展開」「⁠為替変動」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Vision2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業等」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い