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京セラと太陽誘電の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は京セラが約594万円、太陽誘電が約515万円。京セラのほうが約79万円高い。
  • 売上高は京セラが2.07兆円、太陽誘電が3,553億円で、京セラが約5.8倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは京セラが1.13倍、太陽誘電が1.02倍で、勢いは京セラが上。

数字で比べる

京セラ太陽誘電
働きやすさの点数64.3点(⁠A-)57.9点(⁠B)
平均年収740万円(⁠40.1歳)662万円(⁠41.5歳)
30歳換算年収約594万円約515万円
月の平均残業15.7時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.9年16.4年
売上高2.07兆円3,553億円
売上に対する利益の割合8.2%(⁠税引前利益)6.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.13倍1.02倍
従業員数(⁠単体)19,667人2,803人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は京セラが64.3点、太陽誘電が57.9点で、京セラが上回る。

何で稼いでいるかの違い

京セラ

京セラは、1959年に京都で「⁠ファインセラミックス」の専門メーカーとして生まれた会社です。今は、半導体製造装置の部品、電子部品、複合機・プリンター、機械工具、スマートフォンまで幅広く手がけています。KDDIの前身である第二電電の設立にも関わりました。

売上高は約2.1兆円です。事業は、コアコンポーネント(⁠半導体製造装置用のセラミック部品、車載カメラ、半導体パッケージなど)、電子部品(⁠コンデンサ、水晶部品、コネクタなど)、ソリューション(⁠機械工具、複合機・プリンター、通信機器など)の3つです。

太陽誘電

太陽誘電は、コンデンサ、インダクタ、複合デバイスなどの電子部品をつくる会社です。1950年に東京で設立され、磁器コンデンサの生産を始めました。国内の工場や、中国、マレーシア、フィリピン、韓国などの海外の製造会社で生産しています。

売上高は約3,553億円です。電子部品事業の単一セグメントで、国内外のセットメーカーなどに売っています。

歴史の違い

京セラ

  1. 1959年京都市でファインセラミックスの専門メーカー「⁠京都セラミック」として発足します。
  2. 1969〜1976年鹿児島に工場をつくり、アメリカ・ドイツに販売会社を設立。
  3. 1982〜1984年社名を京セラに変え、1984年には第二電電企画(⁠今のKDDI)を設立します。
  4. 1990〜2003年アメリカの電子部品メーカーAVX、京セラミタ(⁠今の京セラドキュメントソリューションズ)、東芝ケミカルなどを傘下に入れ、事業を大きく広げます。

太陽誘電

  1. 1950年東京都杉並区で太陽誘電を設立し、磁器コンデンサなどの生産を始めます。
  2. 1956〜1958年高崎工場と榛名工場をつくります。
  3. 1967〜1979年台湾、韓国、香港、米国、シンガポール、ドイツに会社をつくります。
  4. 1988〜1999年フィリピン、マレーシア、中国(⁠廣東)、韓国に製造会社をつくります。

いま何に賭けているか

京セラ

多彩な技術や顧客基盤などの経営資源を、半導体関連市場などの重点領域に集中して成長を加速させるとしています。従来の「⁠アメーバ経営」による採算管理に加え、ROIC(⁠投下資本利益率)を基準にした事業評価を新たに導入し、収益性と資本効率を改善するとしています。

太陽誘電

2026年度からの「⁠中期経営計画2030」で、自動車、情報インフラ・産業機器を中心とした注力市場の売上比率を60%に高めることを目指し、5年間で2,700億円規模の設備投資を計画しています。会社は、とくにAIサーバーで小型・高性能の最先端電子部品が多く求められると見ています。

よくある質問

京セラと太陽誘電はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は京セラが約594万円、太陽誘電が約515万円。京セラのほうが約79万円高い。
京セラと太陽誘電はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は京セラが64.3点、太陽誘電が57.9点で、京セラが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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