トップ › 会社比較 › 専門商社 › 長瀬産業とカメイ

長瀬産業とカメイの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は長瀬産業が約933万円、カメイが約545万円。長瀬産業のほうが約388万円高い。
  • 月の平均残業は長瀬産業が5.3時間、カメイが9.9時間。長瀬産業のほうが月4.6時間少ない。
  • 売上高は長瀬産業が9,728億円、カメイが5,831億円で、長瀬産業が約1.7倍の規模。

数字で比べる

長瀬産業カメイ
働きやすさの点数81.8点(⁠S)60.9点(⁠A-)
平均年収1,190万円(⁠41.2歳)683万円(⁠40.4歳)
30歳換算年収約933万円約545万円
月の平均残業5.3時間9.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.4年12.6年
売上高9,728億円5,831億円
売上に対する利益の割合4.5%(⁠経常利益)3.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.25倍1.21倍
従業員数(⁠単体)942人1,589人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は長瀬産業が4.5%、カメイが3.2%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数は長瀬産業が81.8点、カメイが60.9点で、長瀬産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

長瀬産業

長瀬産業は、染料の販売から始まり、化学品などを扱う商社で、フード、半導体、ライフサイエンス分野に力を入れています。商社機能に加えて製造機能も持ち、ナガセケムテックスやナガセヴィータ(⁠旧林原)などの製造子会社があります。1832年に京都・西陣で染料などを売る「⁠鱗形屋」として創業しました。

売上高は約9,728億円です。事業は、機能素材、加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連の5つです。

カメイ

カメイは、宮城県仙台市に本社を置き、エネルギー、食料、建設関連、自動車関連、海外・貿易、ペット関連、ファーマシーなどの事業を営む商社です。1903年に亀井文平が宮城県塩釜で石油、砂糖、洋粉などの販売を始めたのが始まりです。

売上高は約5,831億円です。ガソリン・灯油・LPガスなどの販売、米穀・牛タン・ビール・ワインなどの食料、住宅設備機器や鋼材、仙台トヨペットなどの自動車販売、海外・貿易事業などを手がけています。

歴史の違い

長瀬産業

  1. 1832年京都・西陣で創業し、染料・澱粉・ふのり類を販売します(⁠屋号は鱗形屋)。
  2. 1900〜1930年スイスのバーゼル化学工業社、米国のイーストマン コダック社、ユニオン カーバイド社と取引を始めます。
  3. 1917〜1943年株式会社長瀬商店として発足し、1943年に社名を長瀬産業に変えます。
  4. 1970年スイスのチバ ガイギー社と共同で長瀬チバ(⁠今のナガセケムテックス)を設立します。

カメイ

  1. 1903〜1908年亀井文平が宮城県塩釜で石油、砂糖、洋粉などの販売を始め、日本石油の三陸沿岸代理販売店になります。
  2. 1932〜1937年株式会社亀井商店になり、自動車、ビール、セメントの販売を始めます。
  3. 1956年仙台トヨペット販売を設立します。
  4. 1985〜1988年社名をカメイに変え、東証2部に上場し、1部に指定されます。

いま何に賭けているか

長瀬産業

2021〜2025年度の中期経営計画「⁠ACE 2.0」では“質の追求”を掲げ、最終年度の目標(⁠ROE8.0%以上、営業利益350億円)に対し、ROE8.0%、営業利益447億円で達成しました。事業ポートフォリオを「⁠基盤」「⁠注力」「⁠育成」「⁠改善」の4つの領域に分け、フード、半導体、ライフサイエンス分野に経営資源を投じています。

カメイ

活動理念は「⁠地域社会に密着し、人々の生活に役立つ総合商社として活動発展することをめざす。」です。エネルギー・インフラ関連を軸にした脱炭素への取り組みを最優先課題とし、食品を中心とした商品を「⁠日本から海外へ」広げるとしています。ROEは当面8%以上を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で長瀬産業が上回っている。

よくある質問

長瀬産業とカメイはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は長瀬産業が約933万円、カメイが約545万円。長瀬産業のほうが約388万円高い。
長瀬産業とカメイはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は長瀬産業が5.3時間、カメイが9.9時間。長瀬産業のほうが月4.6時間少ない。
長瀬産業とカメイはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は長瀬産業が81.8点、カメイが60.9点で、長瀬産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく