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長瀬産業の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、長瀬産業の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 長瀬産業はどんな会社か

長瀬産業は、染料の販売から始まり、化学品などを扱う商社で、フード、半導体、ライフサイエンス分野に力を入れています。商社機能に加えて製造機能も持ち、ナガセケムテックスやナガセヴィータ(⁠旧林原)などの製造子会社があります。1832年に京都・西陣で染料などを売る「⁠鱗形屋」として創業しました。

いまの状況:2021〜2025年度の中期経営計画「⁠ACE 2.0」では“質の追求”を掲げ、最終年度の目標(⁠ROE8.0%以上、営業利益350億円)に対し、ROE8.0%、営業利益447億円で達成しました。

転機:1970年 スイスのチバ ガイギー社と共同で長瀬チバ(⁠今のナガセケムテックス)を設立します/1971〜2012年 香港、米国、シンガポール、欧州、アジア各地に現地法人をつくり、2012年に林原(⁠今のナガセヴィータ)の株式を取得します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高9,728億円卸売・小売業の上場600社中34位。
売上に対する経常利益の割合4.5%業界中央値3.5%より1.0ポイント高い。
売上の4年の伸び1.25倍業界中央値は1.25倍。
従業員数(⁠単体)942人4年で1.06倍。
30歳換算年収約933万円業界中央値は約471万円。
月の平均残業5.3時間業界中央値は12.7時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは長瀬産業の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 商社でありながら、ナガセケムテックスやナガセヴィータ(⁠旧林原)などの製造子会社を持ち、事業ポートフォリオも「⁠商社」と「⁠製造」の機能軸で分けています。
  • 「⁠ACE 2.0」の最終年度目標(⁠ROE8.0%以上、営業利益350億円)を、ROE8.0%、営業利益447億円で達成しました。
  • 1832年創業で、1900年のスイス・バーゼル化学工業社との取引開始など、海外の化学メーカーとの取引から事業を広げてきました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

長瀬産業株式会社は、上場600社の中で売上34位の大手。稼ぎ方は「⁠メーカーと買い手の間に立ち、仕入れて売る差額で稼ぐ専門商社・卸の型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

長瀬産業ビックカメラノジマユニ・チャーム
売上高9,728億円9,745億円9,828億円9,453億円
利益率4.5%(⁠経常)3.3%(⁠経常)6.3%(⁠経常)11.1%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.25倍1.17倍1.74倍1.21倍
30歳換算年収933万円481万円500万円693万円
月の残業5.3時間11.3時間13.8時間12.6時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

つ目は「⁠ひと」そのものについて――環境が激しく変化するなか、前例や過去の成功体験にとらわれることなく変革をリードできる、イノベーティブでグローバルな人材をいかに強化していくか。三つ目は「⁠文化」――さまざまなバックグラウンドや価値観を持つ多様な人材が、自分らしく活き活きと、勇敢にチャレンジする風土をいかにつくるか、です。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・変革・グローバル・誠実・創造

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い、4社の中で残業が最も少ない。

5. 逆質問の例

  • 「⁠ACE 2.0」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。

同業他社との違い