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横河電機とアズビルの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。FA・制御機器の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は横河電機が約700万円、アズビルが約648万円。横河電機のほうが約52万円高い。
  • 月の平均残業は横河電機が16.7時間、アズビルが10.3時間。アズビルのほうが月6.4時間少ない。
  • 売上高は横河電機が6,048億円、アズビルが2,989億円で、横河電機が約2.0倍の規模。

数字で比べる

横河電機アズビル
働きやすさの点数68.5点(⁠A+)78点(S)
平均年収949万円(⁠44歳)918万円(⁠46歳)
30歳換算年収約700万円約648万円
月の平均残業16.7時間10.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.3年20.6年
売上高6,048億円2,989億円
売上に対する利益の割合13.9%(⁠経常利益)16.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.55倍1.17倍
従業員数(⁠単体)2,240人5,143人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は横河電機が13.9%、アズビルが16.3%で、アズビルのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは横河電機が1.55倍、アズビルが1.17倍で、勢いは横河電機が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は横河電機が68.5点、アズビルが78点で、アズビルが上回る。

何で稼いでいるかの違い

横河電機

横河電機は、石油・化学などのプラントを制御する生産制御システム、流量計、圧力伝送器、分析計などをつくる会社です。波形測定器などの測定器も手がけています。1920年に電気計器の研究所を母体として横河電機製作所が設立されました。

売上高は約6,048億円です。事業は、制御(⁠生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計、ソフトウエアなど)、測定器(⁠波形測定器、光通信関連測定器など)、新事業他です。

アズビル

アズビル(⁠旧山武)は、ビルの空調などを制御するビルディングオートメーション、工場のプロセスを制御するアドバンスオートメーション、ガス・水道などのライフライン向けのライフオートメーションを手がける会社です。1906年に山口武彦が創立した山武商会が起源です。

売上高は約2,989億円です。事業は、ビルディングオートメーション(⁠BA)、アドバンスオートメーション(⁠AA:調節弁など)、ライフオートメーション(⁠LA:ガス・水道などのライフライン向け)の3つです。

歴史の違い

横河電機

  1. 1920年横河一郎と青木晋が、電気計器の研究所を母体に横河電機製作所を設立します。
  2. 1975年総合計装制御システム「⁠CENTUM」を発売します。
  3. 1983〜1986年北辰電機製作所と合併し、1986年に社名を横河電機に変えます。
  4. 2002年安藤電気を完全子会社にし、中国に地域統括会社を設立します。

アズビル

  1. 1906年山口武彦が山武商会を創立し、欧米の工作機械などを輸入・販売します。
  2. 1953〜1956年米国のハネウエルと技術・資本提携し、山武ハネウエル計器に社名を変えます。
  3. 1998〜2002年社名を山武に変え、2002年にハネウエルとの資本提携を解消します。
  4. 2008年金門製作所(⁠今のアズビル金門)を完全子会社にします。

いま何に賭けているか

横河電機

Vision statementは「⁠YOKOGAWAは、自律と共生によって持続的な価値を創造し、社会課題の解決をリードしていきます。」です。2024年度からの中期経営計画「⁠Growth for Sustainability 2028(⁠GS2028)」で、業種軸の事業構造をもとに、社会価値と企業価値の向上を目指しています。

アズビル

グループ理念は「⁠人を中心としたオートメーション」です。2026年5月にパーパスを「⁠人と社会の可能性を、技術で解き放つ。」と定め、ブランドステートメントに「⁠Engineering the Impossible」を掲げました。2030年度に売上高4,200億円、営業利益率15.5%、ROE15%を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら横河電機、時間のゆとりを取るならアズビル。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい横河電機。

よくある質問

横河電機とアズビルはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は横河電機が約700万円、アズビルが約648万円。横河電機のほうが約52万円高い。
横河電機とアズビルはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は横河電機が16.7時間、アズビルが10.3時間。アズビルのほうが月6.4時間少ない。
横河電機とアズビルはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は横河電機が68.5点、アズビルが78点で、アズビルが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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